【国際観光・ホテルコース】授業紹介:ツアープランニング演習
25.02.20

※お知らせ キャンパス見学受付中です! 様々な奨学金制度もぜひご活用ください。
ここ数日寒さがぶり返し、地域によっては大雪の被害が大きいと、連日ニュースで報道されています。
皆さんがお住まいの地域では、いかがでしょうか。
また、2月に入り、ノロウィルスによる感染症が広がっているとも報道されています。
ブログを読んでくださっているみなさま、そしてみなさまのご家族も、体調管理には十分注意して、健やかな日々をお過ごしくださいね。
さて、本日は、国際観光・ホテルコースの目玉科目の1つである、ツアープランニング演習の授業の様子をご紹介致します。
この授業の流れは、大まかに次のようになっています。
1. 観光に行く目的地を決める(世界各国から1カ国を選択。目的地によって、設定金額が定められる)
2. 観光の目的を設定する。その目的に合わせて、交通手段を調べたり、観光の目玉を調査する。また、宿泊ホテルや食事をするお店、お土産品などを調べる。
3. ツアーのプランを設計する。その際、時期にも気をつける。時期によって特別料金などが導入されることもあるので、きちんと調べて、実際にツアーに行けるようなプランをたてる。
4. プレゼンテーションの準備をし、最終的には皆の前で自分がたてたプランを発表する。
毎年、2年生秋学期に開講されるこの授業は、国際観光・ホテルコースの学びの集大成とも言える授業です。そして、毎年2年生が、それぞれに工夫を凝らした発表(プレゼンテーション)をしてくれます。
今はインターネットで色々な情報を調べることも簡単になりましたが、外国の情報を手に入れるのに、簡単なのはやはりガイドブックです。
この授業では、毎年学生さんに、目的地となる国の『世界の歩き方』をお貸ししています。
勿論、このガイドブックだけで全てがわかるわけではないですし、情報も更新されていなくて古い情報も載っていることもあるのですが、それでも、その国や都市の概要を知るにはとても便利で読み応えがあるガイドブックです。

今年度、この授業の受講生は2名で、ちょっと寂しかったのですが、1人1人の発表に掛ける時間が長めに取れたので、それはそれで良かったです。
プレゼンテーション用に学生たちが作った資料は、一部オープンキャンパスにご来場頂いたみなさまにもご覧頂いております。興味がある方は、是非オープンキャンパスにご参加下さいね♪
今年度の学生たちが選んだ目的地は、ドイツとフィンランドでした。
ドイツを選んだ学生は、ドイツの主要都市で開かれるクリスマスマーケットを巡る旅行の計画を立てました。旅行者は母と自分、主な目的はクリスマスマーケットと町並み観光。更に、いくつかの教会を紹介してくれました。

もう1人の学生は、フィンランドへの旅行をプレゼンしてくれました。主要目的は、オーロラを見ることでした。
これには裏話があり、この学生の親戚が最近フィンランドにオーロラを見に行ったそうです。そして、見事オーロラを見ることができたとか。
実は、彼女が選んだ冬の時期にオーロラが見られるかどうかの確率は1/3なのだそうです。そして、彼女の計画では、オーロラが見られるホテルに宿泊するのが2泊という設定だったので、もしかしたらオーロラが見られないかもしれません。でも、彼女は、親戚が見られたのだから多分大丈夫、とポジティブに考えていました!

今回、このツアープランニング演習のプレゼンテーションには、同じ時間帯に開講されている「観光関連法規・約款」の授業の先生が、2年生のプレゼンテーション見学に1年生を引率して参加して下さいました。
1年生は、先輩の発表を見て、来年自分たちがどのような国を選んで旅行計画を立てるのか、そしてどのようにプレゼンテーションをするのかを考える、良い刺激になったことと思います。
また、今年はサプライズで!卒業生が遊びに来て、このプレゼンを見学してくれました♪
卒業生たちは、卒業してもうすぐ10年になろうかという大先輩でしたが、彼女たちの時代には、まだこのようなプレゼンはなかったとのこと。後輩たちの立派な発表に、大いに感激していました。
短い時間でしたが、卒業生たちとの交流もできて、とても嬉しい時間でした。

