短期大学部・総合文化学科 │ 聖徳大学

学習成果の自己評価結果

25.01.10

 総合文化学科では、「専門的知識と技能とを身につけ、広い視野を持って社会に自立できる女性の育成」を教育理念としています。

また、卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)の中で以下の「四つの学習成果」を定めており、これらの能力を備えた人材の育成を目標としています。

【学習成果】

1.思いやりと礼節心をもって他者と関わり、円滑な人間関係を形成することができる。

2.幅広い教養に基づいた多様な視点から物事を考えるとともに、実社会で必要とされる基礎的な英語によるコミュニケーションとプレゼンテーションができる。

3.自己を客観的に分析・表現し,かつ自己の生き方を省察してデザインすることができる。

4.専門分野及び専門分野を越えた学際的な知識・技能、ICTの活用を通じて多面的・複合

的な社会問題や地域の課題を思考・実践し解決することができる。

 各学期の最後に、どのくらいこれらの力が身に付いたか、自己評価をしてもらい、自己の成長を改めて振り返る時間を設けています。ここでは昨年の12月に2年生に自己評価をしてもらった結果をご報告いたします。

学習成果1 思いやりと礼節心をもって他者と関わり、円滑な人間関係を形成することができる。

・「はい」「どちらかというとはい」が96%を占めていました。

学習成果2 幅広い教養に基づいた多様な視点から物事を考えるとともに、実社会で必要とされる基礎的な英語によるコミュニケーションとプレゼンテーションができる。

 ・学習成果2の項目全体としては、「はい」「どちらかというとはい」が43%でしたが、内容を細かく分けて聞いたところ、「多様な視点から物事を考えることができる」は肯定が96%でした。一方で、「基礎的な英語を用いたコミュニケーションができる」は肯定が48%、「すぐれたプレゼンテーションができる」は肯定が52%でした。英語やプレゼンテーションについては、まだ自信がない学生も半数程度いることがわかりました。

学習成果3 自己を客観的に分析・表現し,かつ自己の生き方を省察してデザインすることができる。

・「はい」「どちらかというとはい」が83%を占めていました。

学習成果4 専門分野及び専門分野を越えた学際的な知識・技能、ICTの活用を通じて多面的・複合的な社会問題や地域の課題を思考・実践し解決することができる。

・学習成果4の項目全体としては、「はい」「どちらかというとはい」が65%でした。さらに細かく分けて聞いたところ、もっとも高かったのは、「専門分野に関する知識・技能がある」で、肯定が96%、次に高い項目は「社会人として必要な基礎的な教養や知識がある」で、肯定が83%でした。逆に自己評価がもっとも低かった項目は、「ICTの活用ができる」で、肯定が57%でした。

以上、学習成果の自己評価の結果をご報告いたしました。これらをまとめると、多くの学生が、思いやりや礼節心、専門分野に関する知識・技能、多様な視点から考える力、が身に付き、自らの生き方をデザインすることができるようになったと自己評価しています。一方、英語でのコミュニケーションやすぐれたプレゼンテーションをする能力、ICTの活用力については、当初よりは伸びていますが、まだ不十分だと感じています。これらは経験を積むことでさらに伸びると考えられるため、授業内容を工夫すると同時に、継続して物事に取り組む姿勢も育んで参りたいと思います。

なお、2年生は1月下旬に卒業研究の発表会があります。これを終えるとさらにプレゼンテーション力が高まり、達成感を感じることができると思われます。一人ひとりのさらなる飛躍が楽しみです。


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