就職セミナーを開催しました
24.12.04
総合文化学科1年生を対象にした就職セミナーが11月29日金曜日に開催されました。このセミナーは総合文化学科が独自で行うもので、講師にはすでに内定をいただいている2年生3名が担当しました。フードマネジメントコースの学生が1名(保育園の給食室)、図書司書・ITコースの学生が2名です(製造業、サービス業)。
まず、講師の先輩から1人当たり10分位で、就職活動を意識し始めた時期、実際に活動を始めた時期、就職に向けてどのような準備をしたか、就職活動に対するモチベーション、どのような勉強をしたのか、何社ぐらい受けたか、会社選びのポイント、面接時のポイント、不採用時の気持ちの切り替え方、就職活動で苦労したこと、嬉しかったことなどについて、お話をしていただきました。3名の先輩の1人1人エピソードが違ってバリエーションに富んだお話が聞けました。
たとえば、製造業から内定をいただいた先輩は、病院事務で内定をいただいていたのですが、昨年開催されたこのセミナーに講師で来てくださった先輩の会社の話に興味を持ち、セミナー終了後に、先輩に先輩の会社に興味を持ち、相談をしたところ、先輩が会社に紹介して下さり内定をいただき就職することに決めたそうです。都心とは反対方向の電車で通勤するので混雑もしないいし、2025年には自宅近くに新社屋が完成し、さらに便利になるとニコニコしながら話してくれました。
二人目の先輩は社会福祉法人が運営している保育園で給食を作る仕事に就く予定です。
食品製造、販売の会社を運悪く不採用になって落ち込んでいたところ、教員経由で卒業生の勤務している保育園で人材を募集していることを教えてもらい、応募したところ採用してもらえたそうである。
また、三人目の先輩は、合同説明会等で10社以上の話を聞き、2社のインターシップにも参加したのですが、実際に受けた会社は内定をいただいた1社のみという信じられない話が聞けました。説明会に参加して分かったことは、自分が入社後何をしたいのかきちんと話せること、また、どの会社でも自分の長所、短所、やりたいことを聞かれるので、事前にまとめておくことが大切であるという助言をしてくださいました。
3人の先輩が共通してアドバイスをしてくださったことは、キャリア支援課に足しげく通い相談をすること、夢プロジェクトに積極的に参加すること、志望動機や入社後何をしたいのか、自分の強みをしっかりいえることが大切だと話してくださいました。
その後、小グループにわかれて、先輩を囲んでフリートークを行いました。最初は1年生からの質問もなかなか出ませんでしたが、先輩方が話題を提供したりし、活発なトークができました。
最後に、講師の先輩方にお礼の挨拶をして授業は終了しました。
1年生の感想には、キャリア支援課が積極的に支援してくださるので早速キャリア支援課に行ってみたい、という積極的な意見や、2年生の先輩と直接話ができ先輩の体験談が聞けて良かった、という意見もありました。また、楽しかったという感想も複数の1年生が書いてくれました。
学内では1年生と2年生との交流の場が少なかったのですが、この就職セミナーで1年生と2年生が交流する機会が持てて良いセミナーになったと思います。これからも、学生に満足して貰えるような就職支援活動を続けていきたいと思っています。