【授業紹介】製菓コース選択授業<販売実習>
24.10.16
ブログをご覧の皆様こんにちは。
フードマネジメントコース2年生の選択授業「製菓理論の実践Ⅰ・Ⅱ」では、今年度から販売実習が行われています。
全15回の授業のうち3回、学内の教職員と学生を対象に 学生食堂のアミティエを借りて生菓子(ケーキ2種・各100食)の製作と販売を行います。
今回は販売実習<第2回>のお菓子の試作の様子をお届けします。
レモン&フランボワーズのケーキとタルトタタンの販売を予定しています。
レモンのケーキは授業で使用した型では少量でしか作れない為、販売実習では別の型(セルクル)を用いて作ります。試作では各部品の量を調節し、味のバランスを考えていきます。
また、型が変わると1個あたりの容量も変わるため、基本の分量で作るといくつとれるかなどの計算をして、生地の仕込み量の目安をつけていきます。
当日はここに生のフランボワーズとスペアミントを飾る予定です。
試作したケーキの断面です。試食を行ったあと、「レモンのババロワが少なくなってしまうので本番はフランボワーズを少し減らそう」と話していました。
タルトタタンは大きな変更がないので試作をしませんでしたが、当日の販売時にアイスクリームをのせて提供するためバニラアイスを丸くすくう練習をしました。
ここではアイスボーラーという器具を使っています。グリップの中の液体が手の温度(体温)をスコップ部分に伝えることにより、アイスクリームの表面を溶かしながら丸くキレイにすくうことができるというものです。アイスの固さや力加減に少々苦戦していました。
販売実習は2日かけて行います。1日目が仕込みでケーキの形を8割ほど完成させておき、2日目の午前中にケーキのカットや仕上げ・飾りなどを行い、昼休みから3限の時間にかけて販売をします。