【ファッション】「つくる」喜びをお届けします♪「トートバッグ」リボン飾り
23.02.10
ファッション造形実習を担当しております中山です。わたくしの担当する「造形の楽しさ」を引き続きお伝えします。
テーマは「つくる」です。第八回目はトートバッグにリボン装飾がポイントのバック作りです。
「トートバッグ」とは、もともとは持ち手が二本付いて、丈夫なキャンバス地で作られた大きな四角い手提げ袋のことです。アメリカの俗語で「トート」は運ぶ・背負うという意味です。物を簡単に運ぶことができ、もともとはキャンプなどアウトドアでの水をそのまま袋に入れて運ぶ大きな角型の手提げ袋がトートバッグと呼ばれていました。
現在はトートバッグを専門とするブランドもあります。種類を含め様々なバリエーションが広がっています。
今回はほどほどの厚さで扱いやすい帆布を使いました。太い持ち手が袋とつながり安定感があり、プラス少し大きめのリボン🎀装飾をつけておしゃれで可愛いトートバッグを製作します。写真を掲載しました。どうぞ、「つくる」を楽しんでください。
トートバック(リボン)
材料
・表布 帆布8号(綿100%)幅1m×50㎝
・中袋布/リボン ブロード(綿100%)幅1m×80㎝
・リボン布 別布適宜
・スナップボタン直径21mm 1組
・ミシン糸
・型紙には縫い代1㎝付いています。
1.表布の裏側に伸び止めテープを貼ります。(持ち手の部分)
2.中袋布は表布と同じ型紙で裁断します。
3.表布、中袋布の中心を縫います。
表布の縫い代は割ります。
中袋布の縫い代は2枚を片側に倒します。
4.表布、中袋布の底を縫います。
中袋布の底は返し口を8㎝位縫い残します。
5.表布底の拡大写真です。
6.中袋布底の拡大写真です。
7.底は角を三角に縫い、マチを作ります。
8.表布底角のマチ部分です。
9.中袋布底角のマチ部分です。
10.中袋布底の返し口です。
11.表布本体と中袋布を中表に合わせて縫います。
12.表に返してアイロンをかけます。
13.中袋布底の返し口をつまみ縫いをして閉じます。
14.持ち手の端を縫います。
15.持ち手の端は縫い代を割ります。
アイロンで持ち手の形を整えます。
16.中袋布は片側に印で縫い代を折り、重ねてまつり止めます。
または、*表側から縫い目沿って落としミシンで中袋布の接ぎ位置を縫い止めることも出来ます。
17.持ち手の外回りに幅0.5㎝位ステッチをかけます。
18.中袋布にスナップボタンを本体の縫い代まですくい縫い付けます。
19.リボン飾りの位置です。
20.リボンはバイアスで裁断します。
上側リボン 9㎝×18㎝
下側リボン 9㎝×16㎝
中心布 2.5㎝×3㎝
21.リボンは二つ折りにします
・上側リボンは縫い代0.7㎝で縫います。
・下側リボンは1.5㎝の傾斜をつけて縫います。
22.傾斜の部分は0.5㎝に縫い代を整理します。
23.リボンは表側に返して、アイロンで形を整えます。
24.リボンに印を入れます。
25.上側リボンはB印を重ねて縫い、輪にします。
26.上側リボンはAとBの印を重ねて、リボン幅の中心を二枚一緒に手縫いで6針縫います。
27.手縫いした糸を引き縮めて玉結びで止めます。
28.下側リボンは中心を手縫いで8針縫います。
29.手縫いした糸を引き縮めて玉結びで止めます。
30.そのまま続けて上側リボンを下から針を入れます。
31.上下リボンを合わせて玉結びで止めます。
32.上下リボンを合わせてリボンのバランスを整えます。
33.中心布はアイロンで三つ折りにします。
34.リボンの中心に中心布を強く引き巻いて、手縫いで止めます。
35.下側リボンの裏側で1㎝位下を開かないように縫い止めます。
36.リボンの完成裏側です。
37.リボンの完成表側です。
38.リボン飾りは手縫いで付けます。
いかがでしょうか?今回はバックの持ち手を短くしましたが、持ち手を長くすると肩から掛けてショルダーバッグになります。リボン装飾の布は、何かの残り布やハンカチなど
いろんな材料を使いデコレーションして楽しんでください。
また、既製のトートバッグにリボンのデコレーションしても良いと思います。
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