令和4年度聖徳大学短期大学部国語国文学会大会の報告
23.02.04
みなさんこんにちは。
大寒波の到来以降、朝晩が寒さが身にこたえますね。
風邪などひかないようお気をつけください。
本日は1月27日(金)に開催された「令和4年度聖徳大学短期大学部国語国文学会大会」の報告をいたします。
本学会大会は、主に図書館司書・ITコースの図書館司書領域の学生にとって卒業研究の発表の場として機能しています。
令和4年度の大会では本学文学部の教授の重里徹也先生のご講演を拝聴し、学生17名が研究発表を行いました。
重里徹也先生のご講演は『現代女性作家の小説に読むオンナの生き方 〜ダブル・ヨーコ(多和田葉子と小川洋子)を中心に〜』というタイトルで行われました。
現代女性作家を代表する2名が取り上げられ、それぞれの作品の一部が紹介されました。
学生2名が小説の一部を朗読する役割で参加しました。
(特に女性にとって)自由とは何か、本当に自由を求めているのか、求めているとしたらどんな種類の自由なのか、について考える機会となりました。
続いて
2年生にとっては1年間行ってきた卒業研究の成果を発表する場です。
長いようで短い2年間の短大生活の締めくくりでもあります。
2年次の1年間は卒業研究の他にも通常授業、就職活動、サークル活動、ボランティア活動、アルバイトと盛りだくさんであり、コロナ禍の影響の残る今年度は特に大変な思いをしていた学生が多かったように思います。
そのような多忙な中でも時間を見つけ、コツコツと研究や制作を進めてきました。
それぞれ約6分間の発表を終え、質疑応答を行いました。
質問を投げかけられた際にすもかさず自信をもって答えることができていました。
そのような発表の様子からも学生の2年間の成長を感じることができました。
2年生が卒業研究で取り上げたテーマの一部をご紹介いたします。
・和菓子について
・アイスクリームの命名考―オノマトペを中心として―
・絵本制作『かけっこのとくいなうさぎのおはなし』
・星新一作品の魅力について
・江戸切子と薩摩切子の違いについて
・平安女性貴族の教育・教養について
・ディズニー実写映画の変化
・地獄の伝わり
・キャラクター保護と法律の関係性について
・吸血鬼伝説と物語上の吸血鬼の比較――『屍鬼』・『ダレン・シャン』を例として――
・外国語表記に関する一考察
・絵本制作『気前のいい家』
・『西の魔女が死んだ』の魅力と悩んだときに読みたくなる理由を探る
・昔話にネズミが多い理由
・携帯電話の絵文字の表す意味と歴史
・日本神話の面白さと絵本『日本神話 国産み』
1年生と2年生のどちらからも、
「どの卒業研究もとても興味をひかれるものばかりでした。」
「素晴らしい発表でした。PowerPointの資料も分かりやすかったです。」
「発表を聞いて新しい発見がありました。」
「いろんな視点や切り口による研究があって面白かったです」
など、発表を聞いた感動や興奮が伝わってくる感想が聞かれました。
そして、1年生の多くが異口同音に「来年、先輩方のように堂々と発表できるようにしたいです。」と言っていました。
1年生、2年生それぞれにとって、実りの多い大会となりました。
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