短期大学部・総合文化学科 │ 聖徳大学

【授業紹介】基礎調理実習(フードマネジメントコース1年)

19.05.06

ブログをご覧の皆さん、こんにちは!
GWもいよいよ今日で終わりですね(*^_^*)。
皆さんはどんな連休を過ごされたのでしょうか?

さて、今日は授業紹介をしたいと思います。
フードマネジメントコースの1年生は、必修科目(必ず取らなくてはならない科目)として
「基礎調理実習」があります。
ずばり、”調理の基礎を学ぶ”授業です。
包丁の持ち方から始まり、ご飯の炊き方、出汁のひき方など基本的なことを学んだ後、
和食、洋食、中華の実習で実践力を身につけます。
授業は、教員のデモンストレーションの後、学生が実習を行います。

第2回の授業では、「ご飯の炊き方・出汁のひき方」について学びました。
まずは、ご飯の炊き方です。
お米の研ぎ方や、浸水の説明を受けた後、文化鍋を使用し、ガスで炊いていきます。
今回は、旬のグリンピースを使用した「青豆飯(せいとうめし)」を作りました。
生のグリンピースを房から取り出し、豆をご飯に炊き込んで作っていきます。
炊きあがったご飯はこんな感じです。
鍋の蓋を取ると、湯気が出てきて曇ってしまいましたが、
お米粒は立っていて、グリンピースはとてもキレイな緑色に仕上がりました。

グリンピースが苦手な学生もいましたが、”食は体験”です。
実際に食べてみると、新鮮な豆で作った青豆飯を「食べられる!」と嬉しそうに試食をする学生もいました。

続いて、出汁を引きました。
出汁は、和食の要。
「だし」は世界中にありますが、日本の出汁は、世界で一番早く取れるスープと言われています。
また、素材も他の料理のだしと比べて非常にシンプル。
本学では、鹿児島県産の鰹節と日高昆布で取った混合出汁を使用します。
昆布を水に入れて火にかけ、沸騰したら昆布を取り出し、鰹節を入れて火を止めます。
学生のほとんどが、出汁を取るのは初体験。出汁の豊かな香りが実習室に広がります。

今回は取れた出汁に調味し、溶き卵を加えてかき玉汁を作りました。
できあがったご飯とかき玉汁は、各実習台で試食をします(ちなみに、写真奥の小鉢には、鰹節をふりかけにしたものが入っています)。
初めて自分で引いた出汁でお清汁を作り、「美味しい」「ほっとする味」という声が多く上がりました。
自分で作った料理だから、一層美味しく感じられるのかもしれませんね。

調理実習では、出来るだけ旬の食材を利用した料理を作っていきます。
旬を学びつつ、調理技術をしっかりと身につけていきましょう!

またこのブログを通じてご報告しますね(*^_^*)。

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