【資格の紹介】図書館司書資格について(図書館司書ブランチ)
18.11.07
みなさんこんにちは。
早速ですが、本日は図書館司書資格について書いていきたいと思います。
図書館司書資格は国家資格です。
すなわち、一度取得してしまえば更新などもなく、生涯消えることのない資格です。
いつまでも履歴書に書ける資格ということでもあります。
さて、図書館司書資格はどのように取得できるんでしょうか。
文部科学省の「司書について」というWebページを参照します。
【司書になるための資格の取得方法について】
次の三つの方法のうちどれかに該当すれば資格を取得したことになります。
1) 大学(短大を含む)又は高等専門学校卒業生が司書講習を修了し資格を得る。
2) 大学(短大を含む)で司書資格取得に必要な科目を履修し卒業を待って資格を得る。
(→これには通信制・夜間・科目等履修を含みます)
3) 3年以上司書補としての勤務経験者が司書講習を修了し資格を得る。
本学科の場合、「2) 短大で司書資格取得に必要な科目を履修し卒業を待って資格を得る」が該当します。
ここでいう必要な科目は以下の通りです。
本学ではこれらの科目について、資格取得ができるよう毎年講義が開講されています。
ただし、本学では以下のように名称が微妙に異なります(注:2018年度現在における情報)。
図書館情報技術論→情報処理技術概論
図書館情報資源概論→情報資源概論
図書館情報資源特論→情報資源特論
図書・図書館史→図書館文化史
また、情報サービス演習2単位と情報資源組織演習2単位はそれぞれ1単位ずつに分けて2コマずつ開講しています(情報サービス演習I、II、情報資源組織演習I、II)。
手を動かす演習系の科目は、演習に取り組んだ時間や量に比例して理解も進むという側面がありますので、この点については非常に手厚くサポートできていると言えます。
本学では短大の他、大学や通信制、夏期講習といった形でも図書館司書資格が取れるような制度を用意しています。
ただし、短大で司書資格が取得できるところは関東でも非常に限られていますし、本学科で学ぶということは、高校を出たての方が2年間でスピーディに資格取得可能だというメリットに繋がるかと思います。
オープンキャンパスでも、「2年間で司書資格が取れるから」といった理由で話を聞きに来てくださる方も多いですね。
図書館司書資格に興味がある方、ぜひ本学科の図書館司書・ITコースへの進学を検討してみてください!
*図書館司書ブランチは、平成31年度から「図書館司書・ITコース」になります。