【卒業生インタビュー】介護福祉コース編
24.10.22
先日、「キャリアデザイン」という科目で、卒業生たちが自分たちの<今>を話に大勢来てくださいました。
担当科目の教員から、「卒業生が来てくれているよ」とお声がけを頂き、久しぶりに会いに行ってきました。
卒業式以来です!みんなステキな女性になっていました。
インタビューを受けてくれたのは、4名 2012年3月と2018年3月に卒業した卒業生です
・現在、介護老人保健施設にて介護主任をしているAさん
・夫婦で事業所を立ち上げ、現在、重度身体障がい者の訪問介護でサービス提供責任者をしているBさん
・特別養護老人ホームや急性期リハビリテーション病院で介護福祉職として従事したのち、介護美容師としてフリーで働いているCさん
・介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)で介護福祉職として働いているDさん
1.聖徳の学びで役立っていることは何ですか?
⇒実習記録ではいろいろアドバイスをもらったので、就職してから記録の書き方が上手いとほめられた。
⇒記録の書き方は、土台を作ってくれていたと感謝している。当時はうるさいなと思ったけど(笑)
⇒自分の実習記録を職場の後輩に見せながら、指導に役立てている。
⇒人との接し方も実習を通して学んだと思う。
⇒生活支援技術(介護技術)は入職してからも十分学べると思う。
技術に関しては、入職してからでも学べると語ってくれた卒業生がいる一方で、、、
⇒生活支援技術(介護技術)全般! 根拠を示しながらご利用者に合った援助を行えるので、その考え方、捉え方は役に立っていると思う。
2.印象に残っている授業はなんでしたか?
⇒介護の専門科目は、厳しかった!という印象しかない。いろいろなことに注意を受けたり、親身に指導してくださったように思う。
⇒介護過程や生活支援技術(介護技術)。
⇒授業というよりか、教員と距離が近くて冗談を言える仲だったということが印象的。
3.働いてみて、4年制大学を出たという実感はありましたか?
⇒学んでいる量(知識)が違うなと思った。現場に出て、援助の裏付け(根拠)がいえない人が多いのに驚いた。(インタビューをした卒業生たちはみんなそう言っていました)
⇒いろいろな種別の実習先に行けたことがよかった。種別を聞いただけで、イメージができる。
⇒記録が上手に書けない人が多いのを見ると、自分たちはよく訓練されたなと思う。
⇒ご利用者に対する尊厳への配慮を考えるという視点が私たちには自然にできていると思った。
4.振り返ってみて聖徳(介護)の良さは何だと思いますか?
⇒親身になって話を聞いてくれたこと。
⇒徹底的に教え込んでくれたこと。
⇒誰一人として見捨てないでくれたこと。
⇒当時は「なんだよ」と思うことがあったけど、厳しかった先生がいたことがいい経験になっている。
⇒ちゃんと資格を取ろうという気持ちがあって、クラスみんながまじめに取り組んでいたと思う。
⇒教員との距離が近くて、相談しやすかったし、いろいろなことを聞きやすかった。
⇒大学を卒業したメリットとしては、専門分野を極めることができたことだと思う。
⇒社会福祉士と両方の資格を取得したが、ご利用者家族を視野に入れ、ご利用者の話を積極的にしたりと、かかわりを意識した支援ができるのは、社会福祉士の勉強をしたお陰だと思っている。
インタビューを終えて…
卒業生の中に、「自分たちは介護を学んできている」という自負があるのだなと、じわっと感激しました。コアになる部分を形成するうえで、この聖徳大学がお役に立っているのであれば、それは間違いなく、聖徳介護のスピリットが脈々と受け継がれているということじゃないかな。と思います。
それにしても、『厳しかった』の連発で、「そんなに厳しかった?」と。確かに日誌はものすごく突っ込んでたな、と覚えているよ。厳しかったと思うことを乗り越えたから、きっといい経験だといえるのでしょうね。
結婚して出産して、ママになって、子育ての話に盛り上がったりと、当時の学生の時には考えられなかったことを話してくれる卒業生が、とてもまぶしく感じられました。
また会おうね。当時、旧姓で働いていたので、その名前で呼ばれて懐かしいな、、、と思った池田でした。