心理・福祉学部 社会福祉学科 │ 聖徳大学

卒業生に社会福祉学科での学びについて聞きました

24.08.10

社会福祉学科では、毎年数名の卒業生に対して、社会福祉学科で学んだことについて聞き取りを行い、カリキュラムや授業の見直しに役立てています。聞き取りの内容は、「どのような聖徳の学びが役立っているか」、「もっとどんなことを在学中に学んでおきたかったか」などです。

先日、4名の卒業生の方がインタビューにご協力くださいました。応じてくださったのは、養護教諭としてお仕事をされている方々、市役所でお仕事をされている方々でした。卒業生の方がお話くださったことをここにご紹介します。

1.聖徳の学びで役立っていることはなんですか?

・養護教諭のまなびはもちろんだが、ソーシャルワークの授業も役立った。社会福祉学科の中の養護教諭コースだったということが役に立っている。

・養護教諭コースだが、精神保健福祉士の資格も取得し、社会福祉の視点を学んだことが役に立っている。人をこうだと決めつけるのではなく、いろんな視点で見ることができるようになった。

傾聴の姿勢を大学で育てられた。自分本位の考え方にならず、その人をその人自身としてとらえる姿勢に通じる。

・社会福祉士と精神保健福祉士の資格を両方取得して、分野を超えた幅広い知識を学ぶことができた。

2.在学中にこんなことが学べたらよかったと思うこと

知識が足りない。授業でやったことだけでなく、自分から詳しく調べておくことをやっておけばよかった。

夜早く寝る習慣をつけておけばよかった。

・がんばるときと息を抜くときのメリハリを身に着けておけばよかった。

計画性を身に着けておくとよかった。社会に出ると、いろんなことを同時にマルチタスクで進めていかなければならない。何日までにこれをやるというように、計画を立てることができるようになっていればよかった。

・養護教諭の養成課程の中に、社会福祉のことをもっと入れ込んだ授業があればよかった。

ボランティアをもっとたくさんして、仕事のイメージをつくっておけるとよかった。

現職の養護教諭の先生のお話を聞ける機会、保健室実習に行く機会がもっと多いとよかった。

ちがう専門の視点を持つ学生との合同授業などで連携を演習する機会がもっとあると、仕事に就いたときにイメージがしやすい。

以上のようなことでした。とても勉強になります。ご協力いただいた卒業生のみなさん、ありがとうございました!

                                (文責:横井)

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