☆3月24日オープンキャンパス報告☆
24.03.24
3/24のオープンキャンパスにご来場いただきました多くの高校生、保護者の皆様、ありがとうございました⭐︎
今回のOCメイン企画は、「海外研修体験記から学科の特徴を知ってもらおう〜海外研修から見えた福祉・教育の違い〜」でした。
社会福祉学科では、2年生の2月に、福祉先進国として独自の活動を続けているニュージーランドへの海外研修があります。現2年生から、海外研修での学びを発表してもらいました。
学生の発表で話された内容を一部ご紹介します。
~カソリックソーシャルサービスでのソーシャルワーカーの話より~
『ソーシャルワークをどのように行っているかや多くの人とつながるためにしていることなどを知ることができました。お話を聞くだけではなく、テニスボールを使ったゲームを行いました。テニスボールをいくつか同時に投げてキャッチできるのは、1つや2つだったり、1つも取れなかったりします。問題解決も同じで、1度に複数の悩みを抱えて解決するのは難しいです。テニスボールを悩みに見立てて、複数の悩みを抱えた人と信頼関係を育むことのヒントを得ることができました。』
~2泊のファームステイより~
『ファームステイでは、先生方やプランナーさん達と離れ、自分たちだけでコミュニケーションをとって関わるのは大変でしたが、だからこそコミュニケーションの大切さを痛感しました。ジェスチャーや表情などがコミニケーションにおいて大切だと授業でも学んでいましたが、今回の経験でその大切さがわかり、コミニケーションにおいて相手に伝えやすくするためにはどうしたら良いかを考える機会になりました。』
~ワイタケレガーデン(高齢者施設)の見学より~
『ニュージーランドは多民族多文化国家のため多様な対応ができるように対策をしていました。色々な人がいて当たり前で多様性を尊重し、個人に合わせたケアを求める姿勢は、福祉の世界で非常に重要なため、学ぶところが多かったです。施設内にはプールやエクササイズルームなど運動する場所、利用者と家族が一緒にパーティーを開いたり入居者同士で集まったりする場所、様々なアクティビティーがあり、日本の福祉施設との違いも学ぶことができました。』
~One Tree Hill COLLAGE(高校)のスチューデントサービスセンターの見学より~
『ヘルスセンターでは、本格的なカウンセリングが行われていることもわかりました。・・・日本では足を怪我した場合、杖か車椅子を使用しますが、ニュージーランドでは怪我をした足をのせてキックボードみたいに移動するための車輪の機器があります。・・・養護教諭は日本だけの仕事で、その大切さもわかりました。』
~研修全体を通して~
『大自然に触れだけではなく、環境保全の取り組みを学び、体験できた事は貴重な経験となりました。』
『思い切って参加して本当に良かったと思っています。海外と日本の福祉体制の違いについて、実際に自分の目で見て学ぶ事は日本ではできない貴重な経験だったので非常に充実した研修となりました。』
『SDGsの”陸の豊かさも守ろう”と言うことを課題に選びました。何週にもわたって調査発表をしたのも、良い思い出です。ニュージーランドではミルフォードサウンドに行き、フィヨルドの壮大な地形に、学習テーマである陸の豊かさを感じ、大自然を満喫しました。』
『貴重な経験がたくさんでき、行かせてくれた家族や大学の人にお礼を言いたいです。皆様もぜひ、聖徳大学に来て、海外研修に行ってください。』
2年生のお話はいかがでしたでしょうか。大学や研修での学びを具体的にイメージすることはできましたでしょうか。
次回のオープンキャンパスは4/28です。毎回新しい発見があると思いますので、ぜひオープンキャンパスへお越しください。
(文責:宇佐美)