心理・福祉学部 社会福祉学科 │ 聖徳大学

2024年度NZ海外研修6日目:NZの教育制度に感動!「誰一人見捨てない」教育が日本にも必要

25.02.12

皆さん、こんにちは!社会福祉学科の辻です。

今日は、Elim Christian college で留学生の受け入れ担当をしているCarol Pottowさんの講演を聞き、ニュージーランドの教育制度について深く学ぶことができました。

Carolさんは、インターナショナルディレクターという職についており、教育機関(学校、大学、専門学校など)において、留学生の受け入れやサポート、国際交流プログラムの企画・運営などを担当されています。

また、ニュージーランドには、NCEA(National Certificate of Educational Achievement)という、年に一度の全国統一テストと学校での課題やテスト・授業態度などを評価し、多面的な能力や学習の理解度を評価する仕組みがあります。
NCEAは、大学・専門学校への進学、就職などに使用される国家資格として、広く認められています。
Carolさんは、このNCEAの機関と学校との間に入ってコーディネートする仕事も行っています。
講演会では、ニュージーランドの教育制度、Elim Christian college の独自の教育制度などについてお話してくださいました。

ニュージーランドの教育制度で特に印象に残ったのは、「Hauora(ハウラ)」という、全人的な健康を大切にするという考え方です。
Hauoraには、①身体的な成長②精神的成長③社会的な成長④生きる意味、アイデンティティ、という4つの側面があり、ニュージーランドの全ての学校で、これらの側面をバランス良く育む教育が行われています。

また、ニュージーランドの教育制度で最も素晴らしいと感じたのは、「誰一人見捨てない」というスローガンです。不登校や家庭環境などで学校に馴染めない生徒、学習意欲が湧かない生徒など、様々な問題を想定して、様々な対応策がニュージーランドの教育制度に組み込まれていました。
例えば、不登校になった場合、学校関係者だけでなく、友人や家族など、自分が関係するほとんどの人たちが、協力して相談に乗ってくれたり、話し合いを行ってくれます。
そして、少しずつ段階を踏み、徐々に学校に行けるようにサポートしてくれます。

また、1つの科目だけを学べる学校や、就職を考えている生徒向けの職業訓練の授業もあります。
不登校が改善されない場合は、通信制の学校もあり、ニュージーランド国民ならば無料で利用できるそうです。


日本では近年、不登校生徒の増加が問題となっており、不登校になった生徒を受け入れる施設や通信制の学校も増えてはいますが、それらの手続きなどは不登校になった生徒と保護者自身で行うことが常になっていると感じます。
ニュージーランドは、これらの問題を制度として組み込み、問題が起こった後のアフターケアもきちんと行っていることが素晴らしいと思いました。まさに、「誰も見捨てない」。
日本にも、このような制度を取り入れ、問題が起こった後のアフターケアを学校側が行えるようにするべきだと強く感じました。

Carolさんの講演会を通して、ニュージーランドの教育制度の素晴らしさに感動しました。
この素晴らしい教育制度を、日本にも取り入れることができれば、多くの生徒が救われるのではないかと思います。

最後になりますが、この度は貴重なお話の場を設けて下さり、ありがとうございました。

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