看護学科とのフィールドリンケージ授業を実施しました
25.01.23
12月24日(火)と1月14日(火)の2限の時間に、看護学科と社会福祉学科のフィールドリンケージ授業(合同授業)を実施しました。
看護学科からは老年看護学援助論を履修する学生84名、社会福祉学科からは社会福祉援助技術演習Ⅰを履修する学生40名が参加しました。
この授業は多職種連携やチーム医療の重要性を学ぶ目的で行われ、病院を退院して家で生活する予定の入院患者の模擬事例を使って、グループに分かれて支援を検討する演習です。
看護学科6名+社会福祉学科3名のグループに分かれ、互いの専門性を生かしながら在宅生活の課題や必要なサービスの活用を検討します。2回目には検討の結果をグループごとに発表してみんなで共有。
授業実施後のアンケートには、「チーム医療や多職種連携の重要性を理解した」、「患者の退院後の生活がイメージできるようになった」、「他職種の視点を知り、事例の理解を深めることができた」、「異なる専門性を発揮しながらグループで協働できた」、「主体的に参加できた」などのポジティブな感想が多くありました。一方、「自分の福祉の知識のなさを痛感した」、「 介護保険サービスや社会資源の勉強をもっとすべきだと感じた」、「 退院支援ということもあり、医療の知識が必要となるため、ソーシャルワーカーは事前学習が必須であることを実感した」、「普段関わりのない人達と連携・協働するためには、コミュニケーションをとる必要があり、そのために自ら話しかける自分発信であることが大切だと感じた」などの反省も。看護学科の3年生は病院での実習を終えたばかり。そんな他学科の学生とのグループワークを通じて、大いに刺激を受けたようです。
この回は今学期最後の授業。よいしめくくり、集大成となりました。 文責:横井

