専門実習に向けて、準備着々と!(社会福祉協議会に行ってきました)
24.06.08
こんにちは。社会福祉学科 豊田です。
社会福祉学科社会福祉コースでは現在、3年次春の60時間実習(基礎実習)を経て、4年次夏の本格的な180時間実習(専門実習)の準備に余念がありません。基礎実習が終わり振り返りをしたと思えば、すぐに専門実習が始まります。書類の準備から実習計画の作成、実習開始までの事前学習など、その準備に向けてやるべきことが盛りだくさんです。
社会福祉コースでは、在学中に様々な資格取得を目指す学生が多く在籍している関係で、社会福祉士資格取得の実習は4年次に実施しています。豊田のクラスにも、精神保健福祉士や介護福祉士、保育士など、ダブルでの資格取得を目指す学生がおり、そちらの資格取得の準備も含めると、3年次から4年次においては数多くの実習を経験することになります。
豊田クラスは「地域での福祉実践」を目指す学生のクラスなので、実習先は「地域福祉」のことを学べる機関に行く事になり、その多くは「社会福祉協議会」が実習先になっています。「社会福祉協議会」は、皆さんがお住いの市町村には必ず設置されているのですが、その存在については知らない方もまだまだ多いと思います。
実習施設についてイメージを持って取り組むことはとても重要です。そこで、今年も社会福祉協議会への「見学実習」として、東京都葛飾区社会福祉協議会さんにおじゃまをし、レクチャーを受けてきました。見学実習では、まずボランティア・社会貢献センター所長である石川克己さんから、「社協とは何者なの?」と題した講義を受け、社会福祉協議会事業がどのようなものであるのか理解を促しました。
その後グループワークを行い、説明を聞いた後の社会福祉協会活動の理解と自身の関心事項などについて、ホワイトボードに記入し、互いに報告をしました。
また同じボランティアセンター職員で、災害ボランティアセンターなどを担当されている亀川悠太朗さんから、災害時におけるボランティアセンターの役割や、ご自身も参加された能登半島地震の災害復旧ボランティア活動などについて、お話を頂きました。
最後に、この春入職された横山莉織(りお)さんから、先輩として、実習に臨む際の心構えや、実習を前にしての不安解消法などについて具体的な助言を頂き、学生との意見交換をしていただきました。
今回の見学実習を通して、社会福祉協議会の事業に対する理解が大きく進んだのではないかと思っています。葛飾区社会福祉協議会の皆さん、ご協力ありがとうございました。
夏の実習まであと2か月。個々の課題をまとめ上げて、実習に向けた最後の準備をしていきたいと思います。