海外からの福祉従事者の受け入れ
24.03.23
こんにちは。社会福祉学科豊田です。もう春休みに入りましたか?
先日、2年生のニュージーランド研修に同行し、海外の生活を少しだけ体験して来ました。日本に帰ってきて、駅や繁華街などに繰り出して思うことは、海外からの方が非常に多くなっているな、ということです。コロナ禍の時期には、街には全くといって良いほど海外の方の姿を目にしませんでしたが、今年に入ってから、特に多くの方々が来日されるようになったと思います。街が活気づき、私たちの生活がより生き生きとしたものになるという点では多くの方がわが国を訪れ、様々な活動をしていただけることは良いことではないかと思っています。
ところで観光客もそうですが、現在多くの外国籍の方が日本に滞在し、日本で働いていることはご存じだと思います。ではこのうち、福祉分野でも多くの方々が働いていらっしゃることもご存じでしょうか?下の表は、介護分野において「特定技能(人手不足対応のための一定の専門性・ 技能を有する)外国人」の受け入れ状況を年次別で見たものになりますが、これをご覧頂いても外国籍の方々がここ数年で急激に伸びていることが分ると思います。この数値は、福祉分野で働く外国籍の方の一部の数であり、これ以外にも様々な形で福祉の仕事に就いている方がいらっしゃいます。
こうした方々と一緒に、これからは仕事をしていくことが私たちには求められるわけで、特に福祉専門職としての私たちには、具体的にどのような事が求められていくのか、学校としても今後本格的に考えるべき時期に来ていると言えるでしょう。社会福祉学科でも、外国籍の福祉専門職養成に乗り出し、少しずつ枠組み作りを進めているところです。みなさんも是非関心を持って、考えてみて下さい。