心理・福祉学部 社会福祉学科 │ 聖徳大学

福祉×心理:ふくしんりがくコラム⑤

23.11.10

みなさんこんにちは♪ 社会福祉学科で心理学を教えている宇佐美です。

福祉に役立つ心理学、福祉の視点から考える心理学、幸福や豊かさにつながる心理学、、、その名も ふくしんりがく についてご紹介します。※ふくしんりがく は宇佐美の造語です。正式な学問領域ではありませんのでご注意を。

今回のテーマは「ジョブクラフティング」です。ジョブクラフティングとは、「主体性を引き出しやりがいをもって働けるように、働き方を工夫する手法」です。この考え方は、仕事だけでなく、日常のやるべきことにも活用できそうです。今回は、ジョブクラフティングの3つの視点を、3福祉士の”国家試験の勉強”に活用させて考えてみましょう。

例えば、、、

●仕事のやり方への工夫(仕事のやり方を工夫して仕事の内容を充実させることを目指す)

☞☞勉強スケジュール管理やToDoリスト作りを工夫したり、国試勉強の時間の確保を自分自身で考える。

●周りの人への工夫(周囲の人とのコミュニケーションを工夫して働きやすさを目指す)

☞☞先生に相談したり、国試を目指す仲間と積極的に声をかけあい、励まし合う。

●考え方への工夫(仕事の目的や意味を捉え直してやりがいをもつことを目指す)

☞☞この資格を目指す理由を改めて考えたり、自分の目指す福祉専門職像をイメージする。その資格をもって働くことで社会に与える影響を考える。

今、社会福祉学科の4年生は卒業に向けて、卒論や国家試験、就活の追い込みなど、乗り越えるべき課題が色々あるかと思います。やり方人との関わり方考え方を工夫しながら、主体的にモチベーション高く乗り越えてくれることを期待しています。

では、次回のふくしんりがくコラムをお楽しみに♪

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