心理・福祉学部 社会福祉学科 │ 聖徳大学

令和5年度 社会福祉学科卒後研修会 を開催しました

23.08.25

去る 8月20日(日)の午後、とても暑い日でしたが、卒後研修会(総会及び研修会)を開催しました。

7号館3階 7332教室

当日のタイムスケジュールです。

  13:00~13:45 受付 
  13:45~14:00 オープニング & 学科長先生挨拶 
  14:00~15:00 自己研鑽プログラム (演題『ピアとともに働く』)
         講師:特定非営利法人さざなみ会「シャロームの家」
            施設長:田中京子様、ピアスタッフ:瀧沢賢広様 
  15:00~15:45 近況報告
  15:45~16:00 休憩 総会準備
  16:00~16:30 総会(会計報告等)
  16:30     クロージング(次年度のお知らせ等)& 閉会 

特定非営利法人さざなみ会「シャロームの家」の講師

 今回は、「自己研鑽プログラム」として、特定非営利法人さざなみ会の「シャロームの家」から、お二人の講師をお招きしました。

 「さざなみ会」の由来は、「多くの人たちにさざなみのように関わってもらいたいという思い」が込められていて、「ピアで愉快に新しい価値をつくる」をモットーに、就労継続支援B型事業所「シャロームの家」をはじめ、横浜市磯子区や港南区を中心に、いくつかの地域活動支援センターや就労移行支援事業所等を展開しています。

 その特徴のひとつに「ピアスタッフ」(当事者が支援者になる)の存在です。
 さざなみ会の理事長もピアスタッフ。
 スタッフの約1/3(12名)がピアスタッフで、ピアスタッフはピアであることは意識せず、それぞれが福祉職員としての意識をもって働いているのだそうです。
 講師の瀧沢さん(男性)はその1人で、精神保健福祉士の国家資格を持ち、職業指導員です。

 会場の卒業生が驚いたのは、就労継続支援B型事業所「シャロームの家」の時給です。
 令和5年度5月時点の時給は「950円」!
 「お金はモチベーションを維持するために大事なこと・・・」と、瀧沢さん。
 法人で月に1回開催される「工賃会議」には、スタッフのみならず利用者も出席してみんな全体で話し合って決めるのだそうです。
 「どうしてそんなに高い時給が支払えるのでしょうか?」という質問に対して、瀧沢さんは「単価の安い仕事は引き受けず、時給を維持できる仕事を受注します」「だから、みんなで体調管理にも気をつけて、頑張って働こう!と思えるのです」と胸を張って答えている姿が印象的でした。

 自己研鑽プログラム後は、休憩を挟んで「総会」に移りました。
 議事は以下の通りです。
   第1号議案 令和4年度活動報告について
   第2号議案 令和4~5年度決算報告について
   第3号議案 運営委員、監査委員及び運営委員長の選任について 
   第4号議案 令和5年度活動計画について
   第5号議案 令和5~6度収支予算について
   第6号議案 その他

 第3号議案で決議された、令和5~6年度の運営委員および会見監査委員は次のとおりです。

  委員長     向井 智之 先生
  教員運営員   池田 静香 先生
          横井 葉子 先生
          湯原 裕子 先生
  卒業生運営委員 和田 早織 先生
          武田 エミリ さん
          吉岡 咲嬉乃 さん
          菅藤 愛美 さん
          寺田 美穂 さん
  会計監査委員  宇佐美 尋子 先生
          伊藤 夏帆 さん

どうぞよろしくお願いします。

 最後は参加者全員で記念写真♪

 卒業生の皆さん、来年度はどうぞお顔を見せにいらっしゃってください。
 来年度の役員、教員一同、皆さんのお越しを心からお待ちしています。

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