社会福祉協議会新任職員研修に参加してきました!
23.08.23
こんにちは、社会福祉学科豊田です。
毎日暑い日が続いていますが、体調に十分気をつけてお過ごし下さい。
さて学校は夏休みですが、教員は夏休みも忙しく動いています。この時期教員は、自身の授業のまとや準備の他に、学外の様々な研修会やイベントなどによばれて、講師を務めることも多くあります。私が授業で担当しているのは「地域福祉」という科目ですが、この科目は皆さんがお住まいの地域社会がより安全安心で、暮らしやすいものになるためにはどうしたらよいか、ということを学んでいく科目になっています。皆さんの中にはボランティア活動に参加している方も多いと思いますが、こうしたボランティア活動を盛んにしていくための取組みを考えるのも、地域福祉の学習分野の一つになります。
このような地域福祉の分野を進めていく専門機関として、皆さんがお住まいの地域には「社会福祉協議会」という組織があります。これは市町村、都道府県、全国といったエリアの範囲によってそれぞれ組織されており、一番身近なところで具体的な事業を展開しているのが「市町村社会福祉協議会」と言う組織になります。そしてここが、皆さんの街の「地域福祉活動」を推進しているのです。もちろん、就職先として聖徳からも毎年この分野に進んでおり、そうした卒業生とは学校卒業後も仕事を通じて顔を合わせる機会を持てる事が、教員をやっていて良かったと思えることになっています。
去る8月17日、私が住んでいる神奈川県内の市町村社会福祉協議会の新任職員研修が開催され、その研修講師として豊田が参加して参りました。今回の研修では、今年度新たに社会福祉協議会職員として採用された51名を対象に、前回の研修会で宿題として出された「フィールドワーク」(自分の街の地域福活動を取り上げ、ヒアリング結果をまとめて、各地域の地域福祉活動の状況を共有する)を基に、グループワークでの討議を経て今後の地域福祉活動の視点を検討することを目的に、開催がされました。
今回の研修会には、残念ながら卒業生はいませんでしたが、こうした新人の方々の意見や発表を聞くと、次の世代を作っていくことの大切さを実感し、自分も頑張らねば・・・と思い、研修会を後にしました。