心理・福祉学部 社会福祉学科 │ 聖徳大学

毒蝮先生の授業(最終回)

23.01.26

 こんにちは。
 社会福祉学科助手の武田です。
 厳しい寒さが続く今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?

 さて、1月16日の月曜日、1年生が最後に受講する毒蝮先生の講義が行われました。

 本日はまとめの日ということで、先生も一層気合が入っていたご様子。


 まずは前回のレポートの発表から。
 前回のテーマは「認知症」でした。かなりの人数の学生が、この認知症に対して強い興味関心を持っていたようです。これは、ほとんどの学生が社会福祉学科の所属だからというだけでなく(もちろんそれも大きな理由ですが)、認知症という病気が社会でそれほど大きく取り上げられているからなのかなと思いました。
 認知症に関する流れで、ハシカベ体操についてお話しいただくことになりました。

 皆さんはハシカベ体操をご存知ですか?
 元NHKアナウンサーの宮本隆治さんが広めた口腔の運動です。
 宮本隆治さんは、ある時御年96歳になるお父様の嚥下障害、特に高齢者に多い「誤嚥」を予防するために口腔外科の医師のアドバイスに従ってこの体操を考えたといいます。誤嚥は呼吸の阻害だけでなく、肺への誤嚥によって重度の肺炎を引き起こすことがあります。
 「ハ」「シ」「カ」「べ」の口の動きを使った運動になっていて、大きな声を出すことで「喉」の健康を保つことが目的だそうです。
 パタカラ体操と似た感じでしょうか。

 恥ずかしながら私はこのハシカベ体操を知らなかったので、とても勉強になりました。

 さて、本年度最後の毒蝮先生の授業はいかがでしたか……と受講生の皆さんに伺いたいところですが、記事がパンクしてしまいますので、本日はこれにて終わりとさせていただきます。
 計五回の授業、学ぶことはそれ以上にたくさんありましたね。

 これから先、先生から教えていただいたことは、学生生活や就職後のお仕事だけでなく、日々の生活で役立つものが多かったように思います。
 時々、先生から教わったことを思い出してみてください。

 以上、社会福祉学科助手の武田でした。

参考:老いはのどからやってくる 宮本 隆治(著/文) – サンマーク出版 | 版元ドットコム (hanmoto.com)

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