フィールドでもっと学ぶ:フィールド学習『松戸警察署グループ』活動報告
19.02.25
心理学科HPをご覧の皆さん,こんにちは!
聖徳心理だから学べる地域とのコラボ科目「フィールド学習」。今回は,その中の一つ警察署とコラボしている『松戸警察署グループ』からの活動報告を紹介します。
松戸警察署グループでは,私たちにとって身近な“ネット利用犯罪”に取り組んでいます。
スマホやゲーム機器,音楽プレーヤーなどからも気軽に接続可能なインターネット。不特定多数の人といつでもどこでも“つながる”ことができる便利な機器ですが,そこには被害者としてだけでなく,加害者としても犯罪に巻き込まれてしまう,非常に危険な世界が広がっています。そんなインターネットの危険性を認識してもらうための「ネット安全教室」を警察署では開催しています。
今回,『松戸警察署グループ』は,松戸市内の中学校で行われたネット安全教室にお邪魔し,中学生の皆さんにアンケート調査を行いました。その第一報を報告します。
中学生がネットを利用する1番の目的は,コミュニケーションのためのSNSではなく,「動画視聴」でした。ネットでのトラブルでは,ほぼ15%の人が,友人トラブルを経験していました。便利な機器ですが,ルールを守った使い方をしないと,人を傷つけてしまう可能性があります。また,ネットで知り合った人と実際に会ったことがある人も17%いました。様々なトラブルの危険性が,身近にあるのかもしれません。
今回のネット安全教室は,1-2年生には大変役に立ったようですが,3年生には物足りなかったようです。SNS利用の注意点について詳しく知りたいという人が多く,ネットの危険性を知ってもらえる良い機会になったようです。さらに詳しいアンケート結果報告は,新年度にお届けします!
聖徳心理学科では,科学的データ分析の知識と方法を,地域とコラボして活かしていきます。
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