看護学部・看護学科 │ 聖徳大学

新年あけましておめでとうございます

23.01.01

昨年も教育研究活動全般で多くのことが制限されました。しかし、看護学部の教員と学生は様々な工夫を重ねながら、一つ一つ小さな山、大きな山、険しく危険な山に挑み、力を合わせて乗り越えてきました。進んだ距離は短かったかもしれませんが、確実に前に進んだことは確かだろうと思っております。一人では何もできませんが皆で力を合わせれば、進むことができると実感した1年でもありました。

ニュースで『クリミア』という言葉が何度も報じられています。そのたびに1854年のクリミア戦争で傷病兵の死亡率を激減させた近代看護の祖であるフローレンス・ナイチンゲール(1820-1910)のことを思います。ナイチンゲールの日記には「ここはベッドが四マイル(約6.4㎞)も続いています。ほんの18インチ(約45.7cm)ずつの間隔をおいて」と記載されているそうです。まさに野戦病院です。夜中に、一人漆黒の闇の中でランプを手に見回りする姿がナイチンゲールの有名な呼称“ランプを手にした貴婦人”となりました。ナイチンゲールは傷病兵への看護だけでなく、戦後の英国の公衆衛生環境整備等々にも多大な貢献をしています。単なるヒューマニストや慈善家ではなく、「生命と健康」についての理論を看護の基本原理とし、その思想を具現化することに生涯情熱を燃やし続けた看護師、教育者、統計学者であり、社会運動家・思想家でもありました。

 年の始めにあたり「生命と健康」を護る人を育てることの重みを再確認し、今年も進みたいと思います。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

今後の来校型オープンキャンパス スケジュール

2023年2月19日(日) 10時30分~12時30分

2023年3月21日(火・祝) 10時30分~12時30分

お申し込みは、コチラのページからお願いいたします。

ぜひ、お越しいただき聖徳大学を体験してください。

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