看護学部・看護学科 │ 聖徳大学

 聖徳大学看護学研究所・上智大学生命倫理研究所共催のシンポジウムを開催しました!

22.03.23

3月の下旬、暖かな日差しの中、
聖徳大学看護学研究所・上智大学生命倫理研究所共催のシンポジウムを開催しました。

テーマは、「高齢者の終末期療養~意思決定支援を考える~」です。

当日は、一般の方、医療者、教育者、研究者の方々にご来場いただきました。

本学看護学部の学生が、受付などを担当し、大活躍しました。

シンポジウムでは、近年、注目されているアドバンス・ケア・プランニング(ACP)に着目しました。

ACPとは、将来の変化に備え、将来の医療及びケアについて、 本人を主体に、そのご家族や近しい人、医療・ ケアチームが、繰り返し話し合いを行い、本人による意思決定を支援するプロセスのことです。

このシンポジウムでは、人生の最後を迎える高齢者自身の意思決定の現状や課題について、3名の先生方からご発表があり、その後、ディスカッションが行われました。

 

シンポジウム終了後、参加した学生たちは、ACPについて、真剣に話し合っていました。

 

「人生の最後をどうしたいかを、家族と話し合っておかなければならないと思った」

「死ぬことについて、家族と率直に話しづらい家庭環境もあるのではないか」

「自宅で最後を過ごすということのイメージがわからないから、不安になるのではないか」

 

今は看護学生ですが、これから、看護師として、ACPを支援する立場になるのだと、

気持ちを新たにした時間となりました。

 

シンポジウムの様子はこちらからもご覧ください!

 

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