平和をねがう先人からの教え ~和の精神~
18.08.28
本学正門を入るとすぐに、このような塚があります。
この塚は「経世塚(けいせいづか)」といいます。天分(てんぶん)7年(1538年)北条氏綱軍と小弓公方足利義明(おゆみくぼうあしかがよしあき)・里見氏の両軍が戦った国府台(こうのだい)の戦いでは、両軍合わせ千余人の戦死者がでたといわれています。この戦死者を供養するためにできた塚と言い伝えられ、本学に移転し復元され現在に至ります。
ここに戦いで犠牲になった人々の冥福を祈念し、また平和を願う先人の想いを感じ、建学の精神である「和」を、毎日心に刻む私たちです。