音楽学部 │ 聖徳大学

教員紹介

原 佳之 (Yoshiyuki Hara)

ピアノ

職 位:教授
メール:yhara@wa.seitoku.ac.jp


■主な担当科目

学部
音楽実技A/B、音楽表現演習

大学院
<前期課程>
器楽演奏研究、演奏法特殊研究、アンサンブル演習

<後期課程>
音楽特殊研究(演奏指導、博士論文指導)、特別研究(演奏指導)


■専門分野・研究内容

・ピアノ: バロックから近現代までの作品の演奏(協奏曲を含む)
・室内楽: ピアノを主とする室内楽


■略 歴

東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、東京藝術大学ピアノ科卒業。
オーストリア/ウィーン国立音楽大学演奏学科ピアノコースを最優秀首席で修了、オーストリア演奏家国家試験合格。

【ピアノ協奏曲の共演】
EUでは、チェコ/スロヴァキア音楽祭にてブラチスラヴァ交響楽団、ソフィア交響楽団、ワルシャワ放送交響楽団、クラシッシェフィルハーモニー・ボン。日本では、新日本フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、アンサンブル金沢、藝大フィルハーモニア管弦楽団等、共演したオーケストラは19団体。

【リサイタル】
EUでは、ウィーン芸術週間/日墺修好125周年記念リサイタルをはじめ、ウィーン、パリ、ブラチスラヴァで。日本では、東京、千葉、名古屋、春日井、福岡、宮崎、佐賀等、各地でソリストとして、室内楽奏者として活躍中。また、日本人では初めてモーツァルトのピアノ・ソロ作品全曲演奏を、12回のコンサートで完奏。

ほか、函館国際モーツァルトシンポジウム、聖徳大学国際モーツァルトシンポジウムにパネリストとして参加、論文執筆、学会発表、音楽雑誌の原稿執筆、公開講座等、精力的に活動中。

【海外講師】
2005〜2008年、ウィーン国立大学夏期マスタークラス〈Wiener Musikseminar〉客員教授を務めた。

【CD】
シューベルト: ピアノ・ソナタ第21番、ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」、モーツァルト: ピアノ協奏曲K.488、ソナタK.282、K.545、K.576、デュポールの主題による変奏曲、きらきら星の主題による変奏曲、幻想曲K.397、アダージョK.540等。ナミ・レコードから発売中。

【論文】
シューベルトの後期ピアノ・ソナタにおける「さすらい」「死」の世界観の考察
―ウィーンの街がシューベルトの芸術観に与えた影響―
(聖徳大学人文学部音楽文化研究第1号に掲載 2001年7月)

フーガがモーツァルトの後期クラヴィーアソナタに与えた影響
(聖徳大学人文学部音楽文化研究第2号に掲載 2003年4月)

モーツァルトのパリ・ソナタにおいて、レントゲンの見たもの
―K.330~K.333が「パリ・ソナタ」として位置づけされなかった所以―
(聖徳大学人文学部音楽文化研究第3号に掲載 2003年7月)

放送
クラシカ・ジャパンTV 「今週のピアニスト」 2006年2月19日~26日放送


■ひとこと

音楽学部を目指す皆様へ:

 ウィーンの街は至る所に音楽が溢れています。そこで私は学びました。街行く人、大きな建物、木々の葉の擦れる音、小鳥の囀り、そのどれもが音楽と深い繋がりがあるのです。「ウィーンの香り」を表現するための音楽と技術を伝授したいと思います。

大学院音楽文化研究科を目指す皆様へ:

 大学院音楽文化研究科の皆様へ→どんな難曲とされている作品にも、必ず弾きやすくて音楽的な弾き方があるのです。楽曲の一つ一つを紐解きながら、演奏法を伝授したいと思います。ある日「音楽をやっていてよかった」と思える瞬間に出会う、素晴らしいことですよね。


個人ウェブページ ※別ウインドウで開きます。

PIANIST 原 佳大のホームページ

2022年5月17日更新

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