音楽学部 │ 聖徳大学

ピアノの調律体験講座が開催されました

25.11.25

総合型選抜D日程の出願受付は12月1日(月)スタートです。
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音楽学部2年生の専門科目「音楽キャリアデザインⅡ」では、ときどきゲストをお迎えしてお話を聞く機会があります。

昨日は、ヤマハミュージックジャパンから3名の社員さんにお越しいただき、調律師の仕事について学びました。科目履修生だけでなく広く参加を呼びかけた結果、学部1年生から大学院博士後期課程の学生まで、多くの学生が参加しました。

グループに分かれ、大学にあるグランドピアノやアップライトピアノを使って、実際に調律体験もさせていただきました。

自分の耳で聞いて合わせる方法や、チューナーを使って合わせる方法、どちらもやってみました。音が合った瞬間、学生たちから「おおっ!」という声が上がります。みんな耳がいいね。

調律師さんは、ピッチを合わせるだけでなく、「整調」という仕事もします。鍵盤の高さに凸凹がないように整えるためには、このようなドーナツ型の紙を使います。ゲスト調律師さんがあらかじめ凸凹にしておいた鍵盤を見ながら、高すぎるものや低すぎるものを探して紙を出し入れします。

ペダルも、専用の研磨剤を使って拭き上げればピカピカに。

最後に、調律師になるために必要なことや、専門学校での学びについて伺いました。調律師に求められる資質の第一は、「体力」だそうですよ。

受講した学生の感想を拾ってみましょう。

学部2年生:いろいろなピアノを弾いてきて、鍵盤が重かったり軽かったり弾き具合が全然違うなと感じていたので、今日その仕組みがわかってよかったです。

学部2年生:調律には絶対音感より相対音感が必要とは、初めて知りました。

学部3年生:大学の調律師さんが調律しているのを見て、どんなことをしているんだろう、と思っていたので、知れてよかったです。思ったより作業が多い!これをやってくださっていると思うと、大感謝です。

音楽学部に入ったからには音楽を仕事にしたい、という学生も多いことでしょう。調律師さんはそんな夢を叶えてくれる道の一つであることに、みんな納得の表情でした。ヤマハの皆様、ありがとうございました!

レポート:髙松 晃子(音楽学)

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