音楽学部 │ 聖徳大学

宮本 益光客員准教授の公開講座を行いました

25.11.24

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みなさん、こんにちは。
11月15日(土)13時30分から香順メディアホールにて、宮本益光客員准教授の公開講座を行いました。
ピアノは、伊坪淑子先生です。

受講生が演奏した曲です。

■さびしいカシの木(歌曲集「愛する歌」より) / やなせたかし 作詞 / 木下牧子 作曲 

■私の歌(歌曲集「私の歌」より) / 宮本益光 作詞・作曲

■おやすみ(歌曲集「六つの子供の歌」より)/ 三木露風 作詞 / 中田喜直 作曲


受講生たちは、宮本先生からマイクを渡されて、まずは自己紹介から始めました。簡単なようで、意外と難しいものです。宮本先生のフォローもあり、受講生たちの緊張が和らぎ、会場の空気も温まりました。一人一人が心を込めて歌いました。

受講生の感想を聞いてみましょう♪

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M. T. さん(音楽教育メジャー4年)

今回初めて参加させて頂いたのですが、とても楽しく実りのある、そしてあっという間の30分間でした。母音、子音の定義から始まりどちらを意識的に歌うと良いのか教えて頂きました。
今回歌わせていただいた、曲の歌詞が私はとても好きなのですが、聴いている方々に伝えるためには今回教えて頂いたことを意識的に行うべきだと改めて思いました。私たちが日常的に使用している言語だからこそ特徴を分析、理解し、また宮本先生から教えて頂いたものを大切にして聴いている方に伝わる歌をこれからも歌い続けたいです。

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H. S. さん(音楽教育メジャー4年)

今回初めて公開講座を受講させていただき、宮本先生ご本人が作詞・作曲された曲をご指導いただきました。宮本先生の公開講座には何度も足を運び勉強させていただいていましたが、実際に受講してみて普段使い慣れている日本語でも鼻濁音や半母音など普段の会話ではあまり使わない言葉遣いをして歌わなければならなく、日本語の曲を歌うことの難しさを改めて感じさせられました。
そして今回の講座で一番印象に残っているのが、作曲者ご本人にご指導いただけた事はもちろんですが、宮本先生と「私の歌」で二重唱が出来たという事です。作曲者ご本人にご指導いただけるという事だけでも貴重な事ですが、プロの方とご一緒出来るという本当に貴重な経験をさせていただき感謝してもし切れません。宮本先生、そしてこの素敵な公開講座を企画してくださった先生方、ご来場いただいた皆様、全ての方々に感謝申し上げます。今回は大変貴重な経験をさせていただきありがとうございました。

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R. T. さん(音楽表現メジャー4年)

今回の公開講座では、日本歌曲の歌詞における発音や表現について丁寧にご指導いただきました。母語だからこそ、歌うとなると一音ずつをより繊細に扱う必要があることを改めて感じました。たとえば、日本語の「ふ」はローマ字で言う“fu”に近づけるべきか、自然さと明瞭さのどちらを優先するのか。「を」や「っ」の歌の中での処理の仕方、「が行」が鼻濁音になる場面など、音声的な視点から多くの問いが提示され、自分なりに考えたり、宮本先生のお考えを伺ったりする時間がとても刺激的でした。歌唱だけでなく、日本語の響きを深く探ることができ、個人的にもとても楽しい学びとなりました。

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この日のテーマは「声楽家のために日本語音声学入門」。私から最後に宮本先生に、「詩を書く時に、言葉の持つ意味と、その言葉の持つ音で、選ぶことに悩むことはありますか」と質問しました。
その答えは、宮本先生が詩を書き、作曲を始めた動機の一つに繋がっていました。「歌手として歌を歌う時に、その作品の真髄に辿り着くには、自身が同じ立場になれば、より理解し、近づくことができると考えた」と教えて下さいました。

魂を削って生まれた作品に、演奏者として、どれだけの想いを吹き込めるか。
言葉、音符、休符、書かれたもの全てに、感性を研ぎ澄ましていきましょう!

レポート:柏原 奈穂(声楽)

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