第20回聖徳オペラ「フィガロの結婚」が行われました!
25.11.05

次回のオープンキャンパスは、聖徳祭と同時開催です!2025年11月8日(土)と9日(日)10:30〜15:00 の開催となります。学部説明&個別相談があります♫
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みなさん、こんにちは。
10月25日(土)15時から川並香順記念講堂で、シリーズコンサート・第20回聖徳オペラ公演、モーツァルト作曲 歌劇「フィガロの結婚」が上演されました。

中学や高校の音楽の鑑賞授業で映像を見たことがある、という学生は多いと思いますが、劇場でオペラを鑑賞する経験はなかなか無いかもしれません。
まず、オペラが始まる前に、鳥井俊之先生が、鑑賞の仕方や拍手の入れどころを説明。拍手をもらうことで演奏者は勇気づけられますので、とても重要です!
今回はイタリア語での歌唱のため、宮本益光先生監修の字幕がありましたが、各幕の前に、武田竹美先生に”あらすじ”をナレーションしていただき、物語に集中できるようにしました。
指揮者の上野正博先生が登場し、有名な序曲がオーケストラで奏でられます。何度聞いても、ワクワク、ゾクゾクし、舞台袖で待機している歌手たちもスイッチが入ります。


写真を見て、どのシーンかわかる人は、オペラ通です!オペラのアリアや重唱を歌ってみたいと思ったら、一番最初に出会うオペラ作品なのではないでしょうか。
















オーディションで選ばれたバルバリーナ役と花娘役2人に、公演後の感想を聞いてみました。
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バルバリーナ(T.Rさん:学部4年生)


1年生の頃からずっと憧れていたキャストになり、尊敬する先生方と一緒に稽古をして、広い舞台で歌って演じることができて、本当に幸せな期間でした。私を1人のキャストとして扱い、公演まで支えてくださった皆様にお礼を伝えたいです。
オーディションで選んでいただいてから本番まで、ずっと「私の学生生活はこのためにあったんだから、後悔しないように」と自分に言い聞かせて過ごしていました。
結論だけ言うと、何も後悔はないなと思います。
どんな場面でも構わず、思うまま好きなように駆け回るバルバリーナを演じているうちに、私も少し自由になれました。
可愛いバルバリーナにまた会えるよう、これからも歌い続けられる道を探したいです。
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花娘 Ⅰ (K.Mさん:SOA研修員)
フィガロの結婚』花娘Ⅰとして出演し、貴重な経験をさせていただきました。
先生方がどのように舞台を作り上げていくのか、舞台袖での集中の仕方や、舞台へ出ていく瞬間のエネルギーの動きを間近で感じました。すでに先生方が作り出している舞台の温度に飛び込み、一緒に舞台に立つという緊張感と喜びを強く感じました。
また、舞台スタッフの皆さんをお手伝いしながら、大道具の改良や照明の仕込みなど、舞台を支える仕事の大切さを痛感いたしました。制作の先生方の細やかなご連絡やご配慮にも、多くを学びました。
GPや本番当日は大変緊張しましたが、これまでご指導くださった先生方のお言葉、そしてピアノ伴奏とはまた異なるオーケストラのたくさんの音が支えてくださり、見守ってくださっているように感じました。この経験を胸に、今後も学びを重ねていきたいです。
花娘 Ⅱ (S.Mさん:SOA研修員)
初めて役付きでオペラに出演し、とても貴重で楽しい経験となりました。
これまで授業でさまざまな演目を学んできましたが、実際に多くのお客様の前で演じ、歌うことで、舞台上での集中力の大切さや難しさ、自分が目指す演奏家としての姿をより具体的に実感することができました。
本番では緊張もありましたが、その中で先生方、学生のみんな、オーケストラの方々、そしてスタッフの方々と心を合わせ、一つの作品を作り上げる喜びを強く感じました。
また、舞台に関わるすべての人が高い意識と責任感を持って臨んでいることを改めて感じ、自分もその一員としてより成長していきたいという思いが一層強まりました。
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舞台袖で場面転換を手伝ったり、衣裳にスチームをかけたり、裏方の仕事をした学生は、オペラの世界を身近に感じ、来年は舞台で歌ってみたいと、勇気が出てきます。


総合芸術であるオペラが上演されるまでの過程に携わることは、物創りのエネルギーを肌で感じ、プロが真剣に取り組む姿を垣間見る機会となります。
公演の興奮冷めやらぬまま、数日後には、秋学期のオペラワークショップの授業があり、履修生は課題に取り組みました。舞台で生き生きと演じた経験を活かして開花して欲しいと願います。
レポート:柏原 奈穂(声楽)
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