皆さん、こんにちは。

すでにお知らせしましたように、音楽学部と大学院音楽文化研究科の在学生による「第24回定期演奏会」を12月3日（土）に開催します。

※当日は13:00～15:00に来校型オープンキャンパスが開催されます。
※受験生・高校生の方、一般の方の申込方法は、11月18日音楽学部ブログをご覧ください。

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当日のプログラム

※PDF版は こちら

今日から3回にわたり、この中から出演者をご紹介しましょう。
第1回は、ミュージカルで独唱する4年生の佐々木菜結さんです。

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ミュージカルを担当している、河野正幸です。
今年の定期演奏会にミュージカルの独唱で出演する4年生の佐々木菜結さんに、演奏会に向けての心情などをインタビューしました。

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――これまで３年半、ミュージカルを学んできて楽しかったことや辛かったことはありませんでしたか？

はい、この２年以上のコロナ禍で、リモート授業になった時、画面越しに音楽や振付のやり取りをすることがとても難しく、かなり悩みました。

でもそのことが逆にプラスにも働き、誤魔化せないことで、むしろ自分のためになったと感じたのも事実です。

そして、リモートから対面に変わった時、授業の楽しさが何倍にも膨らみ、自分自身の成長も感じ、先生方からも褒められたことが忘れられません。現在は歌唱を吉岡小鼓音先生にレッスンしていただいています。

――今回の演奏曲について教えてください。曲のいいところ、聴かせどころはどこですか？

私は《エリザベート》の〈私だけに〉を歌います。この曲では、王家に嫁いだ高貴な身分の現在より、少女の頃の自由な生活に懐かしさを覚える悩みやプライドが心の中で交錯します。私は、これを一人の女性としての心情として歌いあげたいと思っています。

――ミュージカルの演奏をめざす高校生の方も来場されると思います。何か皆さんに伝えたいことがあればお願いします。

この曲は高校生の時から知っていて、入試でも歌いました。あの頃は、あまり考え過ぎることもなく気楽に歌ってました。ところが、自分が大人になり、歴史や音楽のことにも知識が深まったことから、逆に歌うのが難しくなりました。

でも先日、海外研修でパリとウィーンを旅行したのですが、それをきっかけに意識が変わりました。ウィーンでシェーンブルン宮殿に行った時、皇帝フランツ・ ヨーゼフ１世やその皇后シシー（エリザベート）の存在を感じました。複雑な心情の表現はもちろんですが、何よりも高貴に、そして美しく歌いたいと思います。

――佐々木さん、ありがとうございました。素晴らしい演奏になりますよう、さらに頑張ってください。

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定期演奏会に向けて、佐々木さんがとても真剣に取り組んでいる姿勢が、インタビューの受け応えにも表れていましたね。一人でも多くの皆さんにお聴きいただき、講評などお聞かせいただければと思います。

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