聖徳オペラ《フィガロの結婚》まもなく本番です!
22.10.19
皆さん、こんにちは。
新型コロナウィルス感染拡大防止の為、しばらく公演を中止していたシリーズコンサート・聖徳オペラが、3年ぶりに上演されることとなりました。
演目は聖徳音楽学部の十八番《フィガロの結婚》です。
今回は、本来3時間半の上演時間を90分に凝縮したハイライト版で、「演奏会形式」として行います。「演奏会形式」とは、オーケストラと歌唱者たちが共に舞台上にいて、舞台装置を置かず動きを伴わずに演奏する形態のことを言います。
ソリストは、国内外で活躍する教員とオーディションで選ばれた大学院生で、また花娘を合唱の形で演奏するのは、「音楽ワークショップ(オペラ)」の授業を履修している学生たちです。
「音楽ワークショップ(オペラ)」では制作や広報を学んでいる人もおり、その人たちはスタッフとして活躍します。オペラの公演では、たくさんの仕事がありますが、オペラの授業を履修していない学生たちも、スタッフとして名乗り出てどんどん手伝ってくれます。
今日は、本番に向けて様々な準備をしている学生たちの様子をご紹介しましょう。
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上に述べたように、今回は「演奏会形式」での公演ですが、花娘役の学生たちは、プロのオペラ公演で使われている衣装を、プロの衣装さんにそれぞれサイズ調整してもらい、本番で身につけます。
衣装合わせの日には、これまでに聖徳オペラに出演したことのある先輩たちが、フィッティングルームの設営や、衣装合わせの時の心得を指導してくれます。初めて衣装を着た1年生は、「テンション上がりました~。本番が楽しみ!」と興奮気味。
衣裳をつけるので、メイクも忘れてはなりません。
舞台で、役柄にあったメイクを自分でできるようになるために、プロのメイクさんから講習を受けます。モデルは1年生。みるみる役柄にぴったりの顔に変身です。
講習を受けた学生たち、「自分でできるかな・・・」とちょっと心配そう。大丈夫、これも先輩たちが教えてくれるでしょう。
本番の会場となる、川並香順記念講堂での練習も行われます。
舞台袖で出番を待つ間、登場のタイミングや表情など確認する情報交換は欠かせません。
舞台での合唱は、感染予防対策が取られ、お互いのディスタンスに注意します。
「演奏会形式」による本番のシミュレーションのため、舞台前に合唱、その後ろに指揮者がいます。この日はピアノによる稽古でしたが、本番では指揮者の後ろにオーケストラのメンバーが着席します。指揮者が後ろにいるため、音楽が停滞したりズレたりしないように、学生たちは舞台下にあるモニターをチェックしながら、積極的に演奏をする必要があります。
さあ、いよいよ本番の週に入りました。
全員PCR検査で確認したのち、これからオーケストラ合わせ、総稽古、リハーサル、本番と続きます。
全員元気に充実した本番を迎えようとしています。
この度のシリーズコンサート・聖徳オペラ《フィガロの結婚》の公演は、新型コロナ感染拡大防止の為、学内関係者のみの公開となっており、一般のお客様のご入場をご遠慮いただいております。どうぞご了承いただきますようお願い申し上げます。
*音楽学科長 島崎智子
◎過去の聖徳オペラの公演記録は こちらのページ にまとめてあります。
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