伊原直子客員教授の公開講座が行われました
22.09.28
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音楽学部ミニオープンキャンパスを開催します
みなさん、こんにちは。
3年ぶりに再開した声楽公開講座の第2弾が、9月24日(土)に行われました。今回登場されたのは、客員教授の伊原直子先生です。
伊原直子客員教授 公開講座 ~豊かな響きと音楽表現を目指して~
伊原先生は皆さんよくご存じのように、これまでカルメンを始めとして様々なオペラに、またアルト・ソリストとして、国内外で数多くの演奏会に出演されてこられました。また現在はこれまでの豊富なご経験をもとに、精力的に後進の指導にあたられ、多くの素晴らしい声楽家を音楽界に送り出しておられます。会場となった奏楽堂には、学生や一般のお客様が沢山お越しくださいました。
今回受講したのは学部3年生と学部4年生の3名でした。
まずは、ピアノの山口佳代先生の演奏でそれぞれ受講生が歌唱する様子を、伊原先生が客席で聴かれました。
「皆さんとても素直な声で、心地の良い演奏をしていますよ」とお話しがあり、いよいよレッスンの始まりです。
伊原先生は、それぞれの学生の課題を的確に指摘され、改善するための方法を指導されていきます。その方法はとてもシンプルで、穏やかな呼吸を意識することだったり、自然に歩くことだったり。
隣にいてくださる伊原先生の呼吸や音楽に触れて、学生たちはとてもスムースに運動ができるようになり、気が付けば素晴らしい声や音楽が生まれていました。
受講した人たちはどのように感じたのでしょうか
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Iさん(3年生)
ちょっとした体の変化で自分の声の響きが変わっていくことを感じました。また、呼吸なども意識しすぎるのではなく自然な状態がいい声に繋がることが分かりました。[>>下に続く]
[レッスンをして頂くうちにいつもとは違う響きの声が自分から出てきたので、歌っていて凄く気持ち良くいつも以上に楽しい気持ちになりました。
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Sさん(4年生)
今回の公開講座では、歩きながら歌うことを指導していただいたのですが、これはすごくシンプルなことですが、この方法一つで全身がほぐれて体の重心があるべき所に落ち着いてとても気持ち良く歌うことができました。[>>下に続く]
私はよく歌う時に難しく考えすぎて1番良い体の状態で歌えなくなってしまうことがあるのですが、あまり難しく考えずに自分の体を信じて自然な流れに身を任せてみることが大切だと思いました。
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Oさん(4年生)
久しぶりに伊原先生にお会いできて嬉しかったです。お会いしていなかった間にできるようになったこと、まだできていないことなど、改めて実感できました。先生のご指導のおかげで滞っていたことが楽になり、のびのびと歌えました。[>>下に続く]
いつも技術が足りないとそちらばかりに意識を持っていきがちなのですが、歌うことへの楽しさや、曲についての情緒を大事にしていこうと先生のお言葉を聞いて思いました。技術と感情の両方をバランスよくコントロールできる歌い手になれるようもっと精進したいと思います。
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どの実技でも、勉強が進めばできることが増える一方、新たな課題も見えてきますが、いつでも最初に学んだ基礎が大事だということを皆とても感じたようでした。
島崎智子(声楽研究室)
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声楽公開講座はまだまだ続きます。
次回は、10月15日(土)13時より、宮本益光客員准教授による、日本歌曲についての講座です。どうぞお楽しみに。
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