音楽ワークショップ(ミュージカル)の発表会が行われました
22.07.30
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去る7月20日、香順メディアホールにおいて「音楽ワークショップ(ミュージカル)」と「ミュージカル表現実技」の履修者による発表会が行われました。
火曜の2限・3限に開講されているこの授業。ミュージカルを体験してみたい!ミュージカルが大好き!将来、部活でミュージカルを教えたい!というミュージカル好きな人達に大人気の授業。他学科の学生も受講しています。
2022年春学期は、《サウンドオブミュージック》《回転木馬》《ウエストサイド物語》《イースターパレード》《ウィキッド》各ナンバーが授業課題として取り上げられました。
音楽稽古や立ち稽古、通し稽古を経て行われた当日、試験を兼ねた発表会において、学生達は半年間の学修の成果を思う存分発揮した、活気あるパフォーマンスを披露していました。
以下、受講した学生の感想です。
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「初めてのミュージカルで、その役の気持ちを感じたり、人前で感情を出し表現できたことがとても楽しかったです。しかし、思うようにいかない部分もあったので、本番に良いものを出せるよう、コツコツ練習するべきだったと反省もあります。今後は、発声とともに役柄の細部まで勉強し、身体表現を深めていきたいと思います」(1年、Sさん)
「今回は芝居、歌、踊りというミュージカルの重要な要素がすべて含まれるシーンで、とても良い経験になりました。相手との会話の間や目線の合わせ方、足先から指先までの全身表現、呼吸、歌の合わせなど、難しい点も数多くありました。でも、先生方のご指導を振り返りながら自分自身で分析をし、次の授業までに改善することで、さらに良い表現に磨いていくことがとても楽しかったです。今後は、台詞の言い方や仕草、足の運び方など、さらに細かい表現を追求していきたいと思います。」(2年、Tさん)
「今回は、自分が苦手とするダンスの多い演目でした。初めは不安ばかりでしたが、少しずつできることが増える事が嬉しかったです。何度も心が折れそうになりましたが、与えられた演目を自分なりに研究し、本番では自分の今ある力を全て出し切ることが出来たと思います。しかし、課題はまだまだあります。今後、さらに自分自身をレベルアップできるよう研究したいです。」(3年、Nさん)
「今学期は、初めて助演の先生と共演させていただきました。その時々あるいは先生によって、自分に返ってくる表現が違うことを体感することができたのが楽しかったです。また、心に余裕をもてたため、見ている人を巻き込めるようなところでは、目を見て手を振ってみたり、投げキスしたりしてみました。それに対して楽しめたと言ってもらえたことが嬉しかったです。
難しかったのは、2つのダンス演目での振り覚えや体全体を使っての表現でした。観客目線での美しい見え方や表現を自分なりに考えて取り組みました。“慣れ”に陥らず、作品や歌詞の意味を追求し続けることが大切だと実感しました。また、自分の武器になる部分、なかでも「目の表現」を見つけられたのが大きな収穫でした。歌のレッスンの中でも研究していきたいです。」(3年、Iさん)
「今学期、憧れの作品に挑戦させていただき、歌・踊り・芝居全ての分野を学ぶことができました。好きな作品であっても就活や教育実習と並行していたため挫けることもありましたが、最後には4年生らしい芝居ができたと感じています。春学期の経験を最後の秋学期に活かしたいです」(4年、Sさん)
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秋学期もはつらつとした演奏と演技に期待したいですね。