スタッフとして舞台を完成に導いた達成感~聖徳オペラ《魔笛》から学んだもの~
19.11.11
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すでにご報告したように、10月26日(土)、聖徳オペラ《魔笛》の公演が行われました。
ブログ記事:聖徳オペラ《魔笛》公演報告~多くのつながりの中で~(2019年11月10日)
舞台上では、声楽を専門的に学んでいる学生たちが大いに健闘しました。
そして、忘れてはならないのは、この公演には声楽以外の様々な学生たちも大勢参加してくれたことです。
こちらは衣装スタッフ。
音響スタッフは、この位置。
舞台道具も、学生スタッフがしっかり準備と管理を行います。
どれひとつとして気の抜けない、責任のある仕事です。
みな、各部署のプロの指導のもと、それぞれの役割を積極的に果たしていきました。
上手(かみて)で作業に加わった2年生のMさんが、次のようなコメントを寄せてくれました。
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普段は見ることができない舞台裏での体験をすることができました。スタッフの人数が少ない中、短い時間でしたがとても充実したものとなりました。
去年の《フィガロの結婚》の時より舞台転換が少なかったのですが、フレームをできるだけ早くはけるようにすること、紗幕と裏黒がくっつかないようにすることなど、今年も苦労がありました。
舞台上で演奏するのとは違いますが、このような学生スタッフの体験を通して、大きな達成感を得られることができました。
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そして公演終了後は、出演していた学生も衣装とメイクを取り、他の学生スタッフとともに、大道具・小道具の運搬や、オーケストラピットの復元、舞台上の清掃を行います。
公演に関わったすべての人の力で、一つの舞台が完成に至ることを学生たちは実感できたようです。こうした経験が、音楽学部での成長の糧になるのですね。
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