音楽学部 │ 聖徳大学

音楽の故郷を訪ねて2019~海外研修パリ篇②~

19.09.21

 9/22オープンキャンパス情報

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音楽学部3年生のヨーロッパ研修、3日目の9月19日は、まずパリ東部にある、数多くの著名人が眠るペール・ラシェーズ墓地を訪れ、ショパンのお墓に行きました。

ショパンはポーランドの生まれですが、後半生はパリで過ごしそのまま生涯を閉じたため、この地に眠っています。

その後、ナポレオンが眠るアンヴァリッドへ。

次の写真は、途中、バスの車窓から見えた修復中のノートルダム大聖堂
今年4月に起きた火災により、今は崩れそうな壁をこれ以上崩さないための工事だそうです。

東京オリンピック・パラリンピックの次は2024年にパリでオリンピック・パラリンピックが行われるため、それに間に合うように作業が進められているとのことでした。

アンヴァリッドの教会中央には、ナポレオンのお墓があります。

そして、ここは軍事博物館としても有名で、世界最大級の軍事コレクションがある施設です。

昼食はレストランにて、生野菜の前菜と七面鳥のカツレツです。

午後は、コンセルヴァトワール(パリ国立高等音楽院)に行き、オーケストラ練習室、録音スタジオなど、普段見学できない場所を見せていただきました。

楽器修理室では、モーツァルトが使ったピアノフォルテでピアノを専攻する中村あゆみさんが演奏!

その後、パリ市民が普段行くスーパーでお土産やおやつなどのショッピングをして、楽器博物館へ。

ここではマリンバの原点のようなアフリカの民族楽器で生演奏を聴くことができました。

他にも、パリ万博で披露されたジャンボコントラバス、ショパンやリストが実際に弾いていたピアノなど、貴重な楽器について詳しい解説付きで自由に見ることができました。

さて、3日目の最後を飾るのは、世界的に有名なパリ管弦楽団の演奏会です。会場のフィルハーモニー・ド・パリは、東京・六本木にあるサントリーホールをもっと深くしたような鉢型のホールで、外側も内側も蛇をイメージした建物。

今夜はロベルト・トレヴィーノの指揮で、シューマンの歌劇《ゲノファーファ》序曲、ショスタコーヴィチの交響曲第11番。さらに、リストのピアノ協奏曲第2番のソリストには世界最高峰のピアニストの一人、エフゲニー・キーシンが登場。この上なく贅沢で聴き応えあるプログラムです。オーケストラの響きもマイルドで、最高の芸術に囲まれた至福の時間となりました

とても濃い一日でした。
さて、明日も朝6時半起床。そして「あの」贅が尽くされた宮殿へ行きます!

<レポート/引率教員:坂本真理>

【関連記事】海外研修
音楽の故郷を訪ねて2019~海外研修パリ篇①~(2019年9月20日)

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