アンサンブルの醍醐味~ピアノ協奏曲を今年も体験!~
18.08.12
春学期も終盤に差し掛かった7月、今年度も聖徳大学フィルハーモニーオーケストラの協力を得て、演奏学科ピアノ専修恒例のピアノ協奏曲を体験する授業が行われました。
今年の課題曲は、モーツァルトのピアノ協奏曲 イ長調 K.414。事前にオーディションがおこなわれ、ピアノ専修の学生の中から5人のソリストが選ばれました。
そして迎えたこの日。「オーケストラとの共演」というアンサンブルの醍醐味を味わえる贅沢な授業です。
「第3楽章は、ザルツブルクの朝市の賑わいをイメージするといいよ。花屋さんやソーセージ屋さんが店を出し、馬車が行き交い、人々が忙しそうに動き回る感じで。」
「ここは、ピアニストはこう弾いているけれど、オーケストラはむしろ逆のイメージをもって弾いた方が、アンサンブルが生きてくるのでは。」
オーケストラのメンバーや指揮者、ピアノの先生方との間でさまざまなアドヴァイスが行き交い、参加したみなが音楽と真摯に対峙した素晴らしい時間となりました。
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演奏した学生の一人Hさんは、次のように感想を述べてくれました。
「オーケストラと共演させていただくのは、とても緊張しますが、それ以上に大きな快感があります。それを実感することができた、とても贅沢な時間でした。」
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学生たちが、この体験をきっかけにして、大いに羽ばたいてくれると期待しています。
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