音楽学部 │ 聖徳大学

“THE TOP INTERVIEW”―カワイ楽器で音楽業界の最前線を体験

17.08.10

8月9日、聖徳大学のキャリア支援活動の一つとして、今回で4回目となる “THE TOP INTERVIEW” が渋谷区のカワイ表参道で行われました。

“THE TOP INTERVIEW” とは、学生が企業の社長等に話を聞き、直接質問する、聖徳大学・聖徳大学短期大学部限定のイベントです。過去にも株式会社帝国ホテルやカルビー株式会社などで行われていますが、今回はピアノ販売で世界第2位のシェアを占める株式会社河合楽器製作所(以下、カワイ楽器)の方々からお話を伺うことができました。

まず、専務取締役の日下(クサカ) 昌和さんが、会社の概要や特に力を入れて取り組んだ仕事などについて熱く語ってくださいました。
「99 % ≠ 100 %。何か一つでも納得いかなければ、0.01 % でも妥協してはいけない」――。
とりわけこの言葉が、学生たちの印象に強く残ったようです。

その後、表参道店の調律師である津川奈々さんと量販卸営業部の米山明子さんが、それぞれの経験や仕事観や、仕事をする上での大切なことなどを話してくださいました。

また、東京藝術大学大学院から今年入社され、表参道店で販売を担当されている猪狩雄斗(イガリ ユウト)さんは、なんとピアノ演奏のサプライズ!

見事な演奏とフルコンサートピアノSK-EXの美しい響き、ケヤキが立ち並ぶ表参道のロケーションも相まって至福の時間を過ごすことができました。

最後は質疑応答です。学生たちは、「カワイの求める人材像は?」「就職するにあたり、今のうちからやっておくことは?」「仕事のやりがいは?」などと積極的に質問。それに対し、誠実に答えてくださる社員の方々の熱意あふれる姿がとても印象的でした。

終了後、参加した学生に感想を述べてもらいました。抜粋してご紹介しましょう。

☆彡 ☆彡 ☆彡

「社会で必要とされる人になれるよう、コミュニケーション能力やタフさ、柔軟性など身につけ、人間力を高めていこうと思いました。」(音楽総合学科3年生)

「みなさん、仕事への熱意や、それぞれの考えをもって仕事をされているのだということが伝わりました。自分らしく働ける会社だと感じられました。」(演奏学科3年生)

「営業は一人ひとりが懸命に行っていくものだと感じていましたが、たくさんの人との関わりや周囲とのコミュニケーションが大切になってくることを学びました。」(音楽総合学科3年生)

就職活動に本腰をいれる3年生、まだ進路が漠然としている1、2年生のいずれにとっても、夏休み中の貴重な経験になったのではないでしょうか。

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