教員免許取得に向けて正念場を迎えています!(音楽教員養成コース)
17.07.04
教職課程を履修している学生の大半は、4年次の5月から6月にかけて、中学校や高校に教育実習を実施します。教育現場に立ち、たくさんの試練を乗り越え、ひと回り大きくなって大学に戻ってきます。
特に、音楽教員養成コースの学生たちは全員が教員免許の取得を目指して1年生の時から実践的な授業を通じて経験を重ねてきました。いよいよこれらを現場で活かし、その勢いで教員採用試験へと突入します。
音楽教員養成コース4年Kさんは、教育実習を終えて、以下のような感想を述べています。
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私は地元である群馬県の公立中学校で3週間の教育実習をさせていただきました。実際の教育現場で実習させていただくことで、さまざまな体験をし、多くの発見や学びを得ることができました。
授業では大学で行った模擬授業とは違い、実際に本物の生徒がいるので、それまで考えていた学習内容が簡単すぎたり、反対に難しすぎたりして、自分の考えている流れにならないことがありました。また、授業をするうえで雰囲気づくりはとても大切であることを学びました。
実習校でお世話になった先生がとても楽しそうに、そして生徒の良い点があるとすかさず褒めるという授業をしていました。その心がけにより、生徒はいつも楽しそうに授業を受けており、とてもよい雰囲気の授業でした。私はそれを見習って、良いところをたくさん褒め、とにかく楽しい授業をめざしました。
実習を振り返り、たいへんだったことは授業の準備等で睡眠時間が少なく疲れが中々取れなかったことです。
嬉しかったことは、実習最終日にクラスの生徒から歌とメッセージカードをいただいたことです。生徒が楽しそうに歌を歌っていて私も一緒に歌いました。メッセージカードには感謝の言葉や応援のメッセージなど、一人ひとりの思いが丁寧に書かれていました。とても嬉しく、私の宝物の一つになりました。
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音楽教員養成コースでは、所定の科目を履修すれば小学校の教員免許を取得できるため、秋にも教育実習を行う学生たちがいます。この経験が今後の人生に必ずや活かされていくことを願ってやみません。
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