人間栄養学部・人間栄養学科 │ 聖徳大学

急速冷却機(ブラストチラー)を紹介します

19.03.07

給食管理実習室には回転釜やスチームコンベクションオーブン、再加熱カート、ティルティングパン等の大量調理機器が設置されており、その中から今回は急速冷却機(ブラストチラー)についてご紹介します。

急速冷却機(ブラストチラー)は、その名の通り食品を急冷する際に使用する器具です。
加熱した食品を衛生的に提供するため、食中毒菌が増殖する温度帯10℃~65℃を素早く通過させて冷却できるほか、ゼリーを固める際に素早く固めることができます。

庫内には食品に差し込める温度センサーが設けられており、冷却機内の温度と、食品自体の温度の両方を設定することができます。

給食運営管理実習内では、コーヒーゼリーを固める際にブラストチラーを使用しました。

加熱したゼリー液を、1人分ずつの分量でゼリーカップに分注し天板に並べます。
ここで提供時間まで時間があれば冷蔵庫に入れて冷やし固めても良いのですが、時間がない場合はブラストチラーに入れて冷やし固めます。

冷蔵庫だと1時間半ほど固めるのに時間がかかりますが、ブラストチラーだと30分ほどで固まります。

クリームとシロップをかけて完成です!

この日のメニューは洋食でライス、タンドリーサーモン(付け合わせ:こふき芋)、コンビネーションサラダ、イタリア風野菜スープ、コーヒーゼリーでした。
給食の実習や厨房機器の記事は過去にも紹介していますので、気になる方は以下のリンクからチェックしてみてくださいね~

給食マネジメント実習の紹介記事はこちら
給食運営管理実習の紹介記事はこちら
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(給食管理学研究室)

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