教育学部・教育学科 │ 聖徳大学

教員紹介(4)運動やスポーツを理論的に捉えられ実践できる指導者を目指してください

24.12.25

皆さん、こんにちは!
今回ご紹介する先生は、スポーツ教育コース長の百瀬定雄先生です。体育(スポーツ運動学)がご専門の先生でリュージュ競技(ソリ競技)のコーチ・監督として冬季オリンピックにも何度も帯同されています。

Q 先生のご専門の研究はどのような内容ですか?
A スポーツ運動学と言う分野です。一事例となりますが実際に行われた運動をどのように捉え、未熟練者がどのような運動課題に取り組むことで、熟練者のような動きに近づくことができるかと言った研究です。学校体育にある運動種目を運動課題の積み重ね(スモールステップ運動指導法)で達成する指導法も研究しています。

Q ご専門の研究をされるきっかけはどのようなことでしたか?
A 学校教育現場に20年ほど居ました。8年ほど小・中学校で体育を教えている中で、様々な運動をどのような視点で指導していったら良いかに疑問を持ち、県の派遣事業として、大学院に進みました。そこでスポーツ運動学を研究する恩師に出会い、運動に対する考え方や指導方法に魅力を感じたのがきっかけです。

Q ご担当されている授業は、どのような内容ですか?
A 初等教科研究・体育や体育科教育学などの小学校教員免許取得に関する専門科目とスポーツ教育コースのスポーツ基礎理論やオリンピック・パラリンピック概論、スポーツ現場実習などジュニアスポーツ指導員資格取得に関する専門科目などを担当しています。

ソチ冬季五輪のリュージュ競技監督として帯同(ソリ競技会場にて)

Q スポーツ教育を学びたい、先生になりたいという方へ伝えたいことはありますか?
A 子ども達は運動やスポーツが大好きです。その大好きな気持ちを損なわない様に自分自身が運動やスポーツに楽しく取り組んで欲しいと考えています。また、運動やスポーツを理論的に捉えられ実践できる指導者を目指して欲しいと思っています。

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