子どもが楽しくできる感染予防!2020
20.08.25
地域貢献の授業はゼミごとに行いますが、私たち8ゼミは、まず「コロナの感染拡大による子どもたちの生活や保育現場」についてオンラインを使って話し合いました。来年の4月から保育の現場で働くことになる私たちが、今のコロナ感染の状況をよく知らなければならないと思いました。みんなで手分けをして、政府や自治体の取り組み、様々な保育の現状について、ネットやニュースで話題になっていることなどを調べ、話し合いました。対面授業の時よりも、1人1人がしっかりと話を聞き、自分の意見を話すことができたように思います。そして、今「自分たちでもできる取り組みは何か?」と考えました。「現状をよく知る」ことから「子どもが楽しくできる感染予防」について取り組むことにしました。いろいろなアイデアを出し合い「子どもたちが楽しくつけられるマスク」「子どもが、押したくなるような消毒液ボトル」「手洗いポスター」「子どもが楽しくできるソーシャルディスタンスマーク」などの製作をする案が出ました。これなら今の私たちにもでき、現場に出たときにも役立てることができそうです。チームになって話し合いながら、作ることにしました。(写真は、対面授業があった際に学内の保育施設“ゆるりん”で撮影したものです)
この授業を通して、ホイクカ女子は社会の現状について目を向け、みんなで話し合うことで、いつもより真剣に深く考えることができたと思います。
Sさんの感想を紹介します。
「春学期はオンラインでの授業だったので、初めはわからないことだらけでしたが、だんだんネット環境にも慣れてきてうまく使いこなせるようになってきました。対面ではないので、みんなの顔を見たり生の声を聴けたりする訳ではないので、普段より一層みんなの前できちんと意見を言ったり、仲間の発表を聞いたりする力が身についたと思います。
今回は、子どもにもできるコロナ対策の活動を行ってきましたが、この活動があったからこそ今の社会の現状に目を向けて、コロナ対策や子どもに対する支援などをじっくりと考えることができたと思っています。私は普段ニュースや自分に関係のない、興味のない情報は聞き流してしまうのですが、授業で行うということもあり自分から調べたりしていくうちに興味が湧きさらに深いところまで調べていました。コロナから見えてきた社会の現状は、私の学びになったと思っています。また、コロナ対策で子ども向けのものを製作した際には、子どもにはどのような配慮が必要で、どのような時にどのようなものがあると便利なのか、目を引いたり興味を持ったりするようになるのかなども考えながら製作を行うことができました。…中略…このゼミで学んだことをここで終わりにせず、保育の現場に結びつけて学びを生かしていきたいと思いました。」
ホイクカ女子たちは、この授業を通して、また一つ成長したようですね。
担当は北沢でした。