保育所実習Ⅰを終えて
21.06.25
2021年5月中旬から11日間の保育所実習が終わりました。0歳児クラスから5歳児クラスまで園の全クラスに入ったり、遅番や早番等の保育に関わったり、子どもの午睡の時や降園した後の保育士の仕事の大変さをしっかり経験してきました。 実習から戻ってきたホイクカ女子9名に、実習での様子を聞いてみました。 毎日の実習録を記録するのは大変だったのかも知れませんが、楽しい実習になったようですね。では、保育科の学びで実習に活かされたものはどのようなことでしょうか。 (Sさん)「実習録や指導案の書き方や部分実習での導入教材の見せ方や活用方法、言葉掛けです。」 実習に合わせ、色々なものを身に付ける授業内容があるのが分かりますね。 (Sさん)「初めての部分実習だったため、子どもたちの前で話すことに緊張してしまい絵本の読み聞かせでは話し方に強弱をつけたり、活動を始めるときと終わるときの言葉掛けが上手く繋げられなかったりしました。次回は、ねらいを意識した活動を心がけたいと思います。」 (Aさん)「部分実習では、絵本の読み聞かせの他にも、授業で学んだ“表現遊び”を取り入れました。読み聞かせの時とはまた違った難しさがありましたが、子どもたちと一緒に楽しむことができました。」
(Iさん)「1歳児クラスでは、ペープサートで<いないいないばあ>の導入をして、絵本を読みました。ペープサートに寄ってきてくれたり立ち上がったりと興味を持って見てくれる子どもたちの姿があり、事前準備の大切さに気付きました。」
(Nさん)「今回の実習での実習録は、先生から指導して頂いたものを基に気付いたことを加え、自身の学びになったことや知識として身につけたことを沢山記録することが出来たと思います!」 (Yさん)「虫歯予防週間が近いということ、生活習慣が付き始める頃を意識し、「虫歯」のペープサートと絵本の読み聞かせをしました。活動内容は発達に配慮し、楽しめるように考えることが出来ましたが、子ども全員が集まるまで時間がかかってしまったことが反省点です。」 (Rさん)「実習録は、文字に癖があり読みやすく書くことがとても辛かったです。また、実習中はメモを取らず観察したり、子どもたちと関わったりしていたため、一日の流れを思い出して書く作業がとても大変でした!!」
それぞれ、実習を通し様々な学びを深めているようです。 そして実習後は、オンライン上で実習の巡回訪問指導の先生と事後挨拶を通し、実習での目標と成果を振り返り、自分の学びに繋げていきます。 幼稚園出身だったNさんは、初めての保育園での実習を通し子どもの発達や個人差、保育士同士の連携について学んだようです。
初めての保育実習で緊張と不安でいっぱいだった11日間を終えたホイクカ女子の顔には希望と自信が溢れていました。