授業紹介【児童文化Ⅱ〜2】折り紙遊びから育まれる保育者の心
19.10.29
子どもの文化と遊びを扱う児童文化Ⅱ〜2は折り紙あそびを中心に、保育者としての心を育てる、2年生の選択科目です。折り紙でどんな表現ができるのか、ホイクカ女子は学んでいきます。 1月に成果発表会が行われますが、それまでの授業の様子を随時ご紹介していきます。 今回の授業のテーマは「折り紙でおはなしづくり」。 保育室の壁面に貼って、子どもたちに見てもらうことを想定し、自分で考え、作品を作っていきます。
「これからやろうとする行事を楽しんでもらいたい」「お散歩コースの秋の風景って素敵でしょう」などと、想像力をふくらませ、子どもが喜んで見てくれそうな作品のテーマを考えます。 イモ掘り、どんぐり拾い、お散歩、運動会、お菓子の国、雲の上… ホイクカ女子はテーマが浮かんだら、「こういう配置でこんなことしたいな…」と構成イメージを下描きに描いていきます。
下描きが完成したら、友達にどんなイメージなのか伝えます。人に話すと、自分のイメージがよりハッキリしますね。また、友達の“いいね”を見つけると、自分のアイディアもさらに膨らみます。 イメージがはっきりしたら、これまでに作った折り紙の動物を下描きに配置します。
ここかなぁ、でも、やっぱりここかなぁ…
悩むなぁ… 悩んだときは先生に相談!!
色々なアドバイスをいただけます。
この折り紙も、 先生のアドバイスによって…
ほら、止まっていた動物たちが、動き出しました!!
なるほど~ ホイクカ女子、納得の表情!!
こちらは、プリンとブタさん。おやおや、ブタさんがプリンに顔を突っ込んでいますよ。とってもユニーク。 どのように配置するかで、雰囲気がずいぶん変わりますね。
みんな真剣です。
ときには友達と意見交換しながら作業を進めます。
葉っぱはどんな形かなぁ? 細かなところも折り紙で丁寧に作って表現します。
折り紙で表現する世界は、色彩がとても鮮やかで、見る者の想像力をふくらませ、なんだか心が豊かになってきます。 どのように折るか基本を学び、どのような世界を表現するか、どのように配置するか、自由に自分なりに知っていることを使って応用する…折り紙の世界は奥が深いですね。 あと5ヶ月で本当の「先生」になるホイクカ女子たち。 いつでも目の前に子どもがいることをイメージして、学びを深めていきます。 子どもを笑顔にする引き出しを、できるだけ多く自分のものにできるように…
今後のホイクカ女子の作品が楽しみですね!!
以上、森岡でした。