【ISC科目】国際子ども図書館で多文化保育を学ぼう!
25.04.08

みなさん、こんにちは!
1年生の必修科目「児童学概論」では、体験型学習を通して児童学の学びを深めるプログラムが用意されています。
学生は興味ある分野からひとつを選んで関連施設見学や実技体験します。そのうち、「多文化保育領域」を選択した学生たちは、国際子ども図書館を訪れました。
昨年の様子をお伝えします!

学生は事前調査をもとに、企画展示、「子どものへや・世界を知るへや」、児童書研究資料室に分かれて調査をおこないます。
企画展示は「子どもの本の夜明け 帝国図書館展」がおこなわれていました。

「先日の授業で日本児童文学史について学んだので、実物が見られて嬉しいです。
『赤い鳥』の挿絵は、今見てもすてきだなと思います」
「戦時下の児童書をめぐる状況を知って、本を選ぶ責任を感じました」

児童書研究資料室では、各国語で翻訳された『ぐりとぐら』を閲覧して、同じところや違うところを検討しました。閲覧した資料にはおまけ付きのセットもあって、子どもを惹きつける工夫についても関心がわきました。
「子どものへや・世界を知るへや」では各国のABC絵本を見比べたり、読書バリアフリーについて調査をしたりしました。


調査のあとは図書館探検です。
歴史的建造物の美しさを味わったり、カフェで休憩したり。

「図書館は勉強する場所だと思っていましたが、子どももおとなも楽しめる空間だと知りました!」
解散後、図書館に戻って自主見学を続ける学生も。

楽しいから、興味がわく。面白いから、もっと知りたくなる。
児童教育の基本である「遊びは学び」は、おとなにも当てはまるかもしれませんね。
学内外の体験を通して、これからも深い学びを続けて行ってください。
(児童学科 准教授 松村裕子)
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