学科長からのメッセージ
「高度な知識と技術を身につけた社会福祉のプロを育てます」
『福祉と人間教育』聖徳大学社会福祉学科は、大学の建学の精神である「和」の精神を基盤とした『聖徳の人間教育』『聖徳の本物教育』によって、豊かな感性と人間性を育んでいきます。「豊かな感性と人間性」は福祉職のかなめであり福祉マインドの出発点です。地域社会と連携した演習や多くの現場実習を経験し『実践的な地域連携の学び』によって、トータルマネジメントができる実践力のある福祉職を育成します。
『豊かな感性と人間性』は、聖徳の「人間教育―聖徳教育」によって育まれていきます。他者への気遣いや思いやり、相手に寄り添うやさしさとともに、たしなみと強さを磨いていきます。強さ(自信)は高度な知識と技術習得の裏付けから生まれます。周りへの心遣いや感謝を形にして伝える小笠原流礼法基礎講座(必修科目)、年間数十回開催される国内外の一流アーティストによる公演も必修科目(聖徳教育)として位置づけられ、本物のみが有する美しさに触れて感性と人間性を育みます。
『福祉先進国であるニュージーランド研修』では、学校の保健室訪問、ファームステイの体験、社会福祉施設での研修等、広い視野で福祉について考えることができます。とくに社会福祉学科独自のファームステイ体験は、ホストファミリーとの出会いや二泊三日の家庭滞在から毎回感動が生まれ一番好評の異文化理解プログラムです。
第31回介護福祉士国家試験は100%の合格率で、社会福祉士、精神保健福祉士等のダブル合格者100%の快挙を達成しました。卒業生は福祉系施設をはじめ、市役所、病院、福祉協議会等、幅広い分野で活躍しています。2020年3月、第12期卒業生を送り出しました。養護教諭として東京都、千葉県、茨城県、その他各地域の小学校、中学校、高校の保健室の現場で活躍している先輩の数も多くなりました。活躍している本学出身の養護教諭の先生にあこがれて、本学への希望者も増えています。「福祉マインド」を根幹にもち、地域社会で信頼され必要とされる力を身につける環境として徹底した少人数教育を実践しています。
社会福祉を学ぶ聖徳生の夢の実現に向けて教職員一同情熱を傾け、そのきめ細やかな指導体制は定評があります。
学長補佐(内部質保証担当)
心理・福祉学部
社会福祉学科長
教授 山田 千香子
【略歴】
学術博士(お茶の水女子大学)、長崎県立大学名誉教授、長崎県立大学附属図書館長、長崎県労働委員会公益委員、長崎県文化財保護審議会委員、長崎地方裁判所家事調停委員、など歴任。
現在、松戸市環境政策審議会会長、八潮市男女共同参画審議会委員長、八潮市公平委員会委員、草加八潮消防組合公平委員会委員、長崎県文化財保存審議会委員、佐世保市黒島の文化的景観保護推進委員会委員、小値賀町文化的景観保護審議会副委員長、等就任中。