児童学科とのフィールドリンケージ(第二回)
21.10.28
こんにちは、助手の武田です。
今週もフィールドリンケージ授業のお話をしていきたいと思います。
前回の記事でもお話したように、フィールドリンケージは社会福祉学科の中だけではなく、他学科と連携して構成する授業になっています。他学科の授業を聴講することはこれまでもできましたが、複数の学科の先生で進める、いわばコラボ授業というような形式の授業です。
さて、前回の授業では事例に登場する人物たちに関する疑問点を挙げ、個々の人物像や事態の把握を行いました。
ではそれを受けての今回のテーマはなにかというと・・・
【事例の設問に対する適切な対応とは何かを考える】です。
試験に出ることはままありますが、なかなか数を多く解くことは難しい【事例】。一つの事例について1コマまるまる使って学ぶことはありますが、3コマを使用してみっちり事例検討を行うというのは、普段の授業ではなかなかできません。
この授業では、ロールプレイング形式ではなく、話し合いによるグループワーク方式が用いられます。事例に付随する課題は合計8つ。学生たちはその中から、グループ内で自分の担当する課題を選び、それぞれの意見を受けての自分の考える対応を書き出していきました。
学生同士が自身が学ぶ専門領域の知識を活かし、それぞれ違う角度から切り込むことで、より考え方を広げ、且つ自分の専門として学んでいる領域への理解を深めることができたのではないでしょうか。