6月2日、「ようこそ先輩」が開催されました。
小中学校の現場で養護教諭として働く先輩5人がお越しくださいました。平成27～29年度に卒業し、東京都（3名）、千葉県、茨城県で活躍中の先輩たちです。
養護教諭コースの学生54人が参加し、先輩たちの発表を熱心に聴きました。

【第一部】
全体会では、先輩方を代表して小学校教員2名と養護教諭1名の方から現場での取り組みの様子や教員採用試験に向けてのアドバイスなどについて、発表していただきました。
千葉県で働く養護教諭の三浦綾乃さんからは、養護教諭の魅力や1日の仕事の様子、魅力ある女性としての働き方などをお話しいただきました。

【第二部】
東京都、千葉県、茨城県別に分かれ、先輩方を囲んで、採用試験に向けての勉強や準備、心構えなど学生からの質問に答えていただき、充実した時間となりました。

≪学生の感想≫
・現場で実際に働いている先輩方のお話を聞き、将来なりたい自分の姿を思い描くことができました。夢を叶えることが出来るよう先輩方の勉強法を参考に3年生の今の時期から勉強に取り組んでいきたいと思います。そして、再来年には私が「ようこそ先輩」で講話ができるような養護教諭になっていたいです。
 

・第一部では、教員採用試験のことはもちろん、現在勤務している学校のことや日々どのように働いているのかを詳しく聞くことができ養護教諭になりたいという思いや期待が増しました。
第二部では、私が話を聞いた先輩は、自分が試験対策として書いた小論文や二次試験の面接票を持ってきてくださり、それを読んだり見たりして参考にすることができました。採用試験対策で使った専門教科の参考書は今も勤務先の保健室においてあるという話を伺い、私も今持っている参考書を大切にし、試験勉強に取り組もうと思いました。
 

・今まで以上に自分自身の士気を高め、残りの１ヶ月悔いのないよう努力していきたいと感じました。また、教員採用試験についても不安が募る中で先輩方からお話を聞くことができ、より一層傾向や対策に取り組んでいきたいと思います。

・茨城県の現場で働く養護教諭の先輩に親身に向き合って頂き、1つ1つの不安材料を無くすことができました。勉強スケジュールや当日の流れや身だしなみ等だけでなく、細かく確認しておいたほうが良いことや先輩自身の失敗談を話してくださり、この経験を生かしていって欲しいという先輩の優しくも温かい想いに、より一層の気合が入りました。ようこそ先輩の機会に背中を押して頂き、残りの時間を有効に活用していきたいと思います。