第1回 客員教授毒蝮三太夫先生 講義:戦後81年が経った現在
26.10.20
こんにちは 社会福祉学科助手の和田です。
肌寒くなり、少しばかり秋の気配を感じる季節ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
10月19日(月) 客員教授毒蝮三太夫先生による初回講義が行われました。
授業開始前に、学科長山田千香子先生より、毒蝮三太夫先生の来歴についてご紹介されました。
また、心理・福祉学部 学部長山口豊一先生からのご挨拶もありました。


初回講義では、毒蝮先生の生い立ちや戦前・戦後の昭和、現在について講話されました。


日本は敗戦し、多くの命を失い、復興までには長い年月がかかりました。
戦争体験された毒蝮先生は、真っ赤に燃えた東京をお母様と一緒に着の身着のままで避難されました。 当時、お母様に「苦しくて、生きていくのは無理だ!」と話したところ、「無駄な命はない!自分たちは生きるために逃げている!」という母の言葉に救われたと仰っておりました。
そして、東京が焼け野原となった戦後、幼かった毒蝮三太夫さんは、防空壕にいる人たちへ空襲が終わったことを伝えに行きました。しかし、その防空壕からは誰も出てこなかったそうです。後になって、その悲しい理由を知ることになりました。
毒蝮先生は、戦争によって人は感情を失い、正気ではいられなくなると語られました。そして、「戦争の中で正義と悪を問うことは意味をなさず、戦争そのものが罪である」という力強い言葉で、学生たちに平和の大切さを訴えかけていました。
現在も、ウクライナやガザ・パレスチナ、スーダンでは戦争が続いています。
毒蝮先生の「戦争を始めるのは簡単だが、戦争を終わらせるのは大変。また、戦後の復興はもっと大変だ」という言葉は、示唆に富んでいました。


戦争の記憶を風化させることなく次世代へ語り継ぎ、一人ひとりが平和について考え続けることが、私たちにも求められていると感じました。
次回は、11月9日(月)です。
毒蝮三太夫先生の講義にて語られる「福祉・介護」が楽しみです。
文:和田早織(助手)


















