心理・福祉学部 社会福祉学科 │ 聖徳大学

学科長コラム2026④ようこそ、社会福祉学科へ

26.04.01

ようこそ、社会福祉学科へ
ー社会福祉の基本理念についてー


社会福祉学科長 山田千香子

 新入生の皆さま、そしてご家族の皆様、ご入学おめでとうございます。
今日この日を迎えるまで、皆さまは多くの努力を重ねてこられました。その歩みを心から称えたいと思います。そして、陰で支えてくださったご家族の皆様にも深い感謝を申し上げます。

社会福祉学を学ぶという選択は、単なる学問の習得にとどまりません。それは「すべての人が尊厳をもって生きることができる社会」を目指す理念に基づく挑戦です。社会福祉は、人と人とのつながりを大切にし、誰一人取り残さない社会を築くための知恵と実践を求めます。皆さまがこの道を選んだことに、私は大きな期待と敬意を抱いています。

社会福祉の基本理念には、次のような重要な価値があります。
第一に人間の尊厳の尊重です。すべての人がかけがえのない存在であり、その尊厳を守ることが社会福祉の根幹です。
第二に平等と公正です。人種、性別、年齢、障害、経済状況などに関わらず、誰もが公平に機会を得られる社会を目指します。
第三に連帯と共生です。個人の問題を社会全体で支え合うという考え方であり、孤立を防ぎ、共に生きる社会を築きます。
さらに、自己決定の尊重社会的包摂(インクルージョン)地域社会との協働、そして国際的視野と人権保障も欠かせません。これらの理念は、皆さんが学び、実践し、未来に活かすべき指針です。

大学の学びとは、答えを覚えることではなく、問いを立てる力を養うことです。社会福祉の現場では、正解が一つではない課題に向き合うことが多くあります。そのために必要なのは、知識だけでなく、考える力、共感する心、そして行動する勇気です。

4年後、どんな自分になっていたいですか?専門知識を身につけるだけでなく、人と社会を深く理解し、課題に立ち向かう力を備えた自分を思い描いてください。この大学での学びが、その未来への確かな一歩となることを願っています。

どうかこの4年間で、自分にとって本当に大切なものを見つけてください。そして、仲間とともに学び、悩み、成長しながら、充実した大学生活を送ってください。皆さんの挑戦を、私たちは全力で支えていきます。

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