「公務員(福祉職)希望者のためのセミナー」が開催されました
24.12.26
今年も残すところ、あと数日となりましたが、みなさんお元気でお過ごしでしょうか?
学校は年度末に向けて、そろそろ学年末試験や卒業・進級に向けた準備が様々予定されており、学生の皆さんも、1年で最も忙しい時期を迎えています。
そんな中、すこし前になりますが12月7日(土曜)の午前を使い「公務員(福祉職)希望者のためのセミナー」を開催しました。このセミナーは、社会福祉学科に在籍している学生で、将来公務員としての福祉職(社会福祉系)を目指す方々に対して、実際に公務員として勤務されている先輩や、今年度の公務員試験に合格された先輩がたの体験談を伺い、自分たちの準備への参考にしてもらおうということで実施しているものです(学科独自で実施しています)。
当日の在学生の参加は、3年生を中心に7名。残念ながら当該の時間に授業があり、参加できなかった学生からも資料が欲しいという要望を頂きました。
セミナーでは、昨年春に本校を卒業し現在公務員として働く2名の卒業生と、現在4年生で、既に公務員として内定を頂いている2名の在学生計4名をゲストスピーカーとしてお迎えし、公務員福祉職とはどのような仕事なのか、どこで募集をしているのか、情報収集はどのようにするのか、などについて報告を頂きました。ゲストの皆さんには、それぞれ自身の体験や考えについて存分に語って頂きました。
続いてそれぞれのゲストより、「私はいかにして内定にたどり着いたか?」と題して、自身の受験勉強の方法や使っていた参考書や試験問題などの入手の仕方について情報を提供して頂きました。自分たちと同じ学生生活を送ってきた身近な先輩方からの話であるため、皆さん真剣に話を聞いていました。
先輩方からは、「自分が何をしたいと思うのかを明確にすること」、「行きたいと思う自治体のことを良く調べること」、「複数の自治体を受験する場合には、試験日や試験の方法に十分注意する事」などの話が聞かれました。また、ゲストの先輩方が口をそろえて話されたのが、学校が提供している「夢実現プロジェクト」や「公務員試験対策講座」などを積極的に活用をすること、ゼミや担任、実習指導の教員などにお願いをして、エントリーシートの書き方や面接の対策をすること、でした。
報告の後、参加した在学生と先輩方とでフリートークを実施。在学生からは、公務員を希望した理由や、勉強の仕方、どの時期にどんな勉強をしていたのか、といった受験勉強に関することの他、「お休みとかとれますか?」、「日頃の仕事の内容は?」などといった仕事に関すること、働き方などについて質問が多く出され、自分たちの悩みや関心事項について積極的なやりとりがされていました。
年が明ければ、参加している在学生もすぐに4年生。来年の今頃はみなさんから嬉しい報告が多く聞かれることを期待しています。
(文責:豊田)