心理・福祉学部 社会福祉学科 │ 聖徳大学

一緒にフレイル予防!台東区で始まるスマホで歩く新習慣

24.09.17

ごきげんよう! 社会福祉学科教員の須田です。

私が関わっている台東区高齢福祉課がフレイル予防に向けた新たなチャレンジを始めました!そのカギは、なんと『歩くこと』。でも、ただ歩くのではなく、スマートフォンの歩数計を使った新しい取り組みです。
「フレイル」とは、加齢に伴って心身の機能が衰え、健康と要介護状態の中間に位置する状態のことを指します。特に、筋力や体力が低下したり、認知機能が落ちたりすることが特徴です。この状態が進行すると、日常生活がしにくくなり、転倒や病気のリスクが高まります。しかし、適切な運動や食事、社会との交流を続けることで、フレイルは予防や改善が可能です。つまり、早めに気づき、対策を取ることで元気な生活を長く続けることができるのです。

そこで活躍するのが、みんなで励まし合いながら歩数を記録できる『みんチャレ』アプリ!

とはいえ、高齢者の方々にとって、アプリのダウンロードや設定は少しハードルが高いもの。そこで私たちのゼミ生が、まさに孫世代としてお手伝いに参戦!アプリの設定を一緒に行いながら、笑顔あふれる時間を過ごしました。

初めての経験に少し緊張気味だったゼミ生も、高齢者の方々とのふれあいを通じてすっかり打ち解け、あっという間に和やかな雰囲気に。そして何より、異世代交流が実現!その報告を台東区地域包括支援センター運営協議会で行ったところ、委員の皆さんからも大きな反響をいただきました。未来につながるこの交流、これからがさらに楽しみです!

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