心理・福祉学部 社会福祉学科 │ 聖徳大学

学科長コラム⑫木版印刷と浮世絵に見る芸術性

24.07.03

みなさん、こんにちは。

学科長の山田でございます。

前回の「活版印刷」から「木版印刷」へ。

浮世絵がテーマです。

この度、聖徳大学グループの諸教育機関の教職員、後援会役員の方々が集まっての合同研修会が、静岡県の伊東市で開催されました。第50回という大きな節目に出席させていただきました。講話で学び、関係者の皆様方と懇親を深める良い機会となりました。

帰路は熱海で途中下車し初めて「MOA美術館」を訪れました。美術館の立地、構造そのものの芸術性が高く、美術館の建物も美術館から見える景観もとても美しい眺めでした。

写真 美術館の入り口です
美術館内の写真撮影スポット

企画展示は浮世絵の大家である「歌川広重」でした。「東海道五十三次」の作品から描かれた当時と現在の姿を重ね合わせての展示はワクワクするものでした。広重ブルーを初めとしてゴッホやモネに影響を与えた歌川広重の表現力、技術力の高さ、構図のユニークさには圧倒されます。

左:現在の地域写真と当時描かれた絵の比較:右


東海道五十三次の終着点:京師(京都)


また、最後の展示にデジタル画像を大きく拡大し動画化し、あたかも映画の世界に入り込んだ錯覚を与える映写も楽しめる内容でした。

時間にして2時間。あっという間でした。じっくりと浮世絵の世界に入り、集中することによるリフレッシュは得難い時間でした。大好きな美術館グッズを購入し、帰りの新幹線は「東海道五十三次」広重の解説本を読みながら余韻を楽しみました。

みなさんのリフレッシュできる楽しみは何でしょうか。

ぜひ、教えてください!

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